おき
@mrjackson

グレ釣り全国大会で一次予選通過のご報告

マルキュー M1カップ グレ 尾鷲予選

秋磯シーズン到来!
そして、秋のグレ釣り大会のシーズンだ。
今回は10/7(日)に、マルキューM1カップ 全国グレ釣り選手権大会 尾鷲予選に参戦してきた。
ホントは先週だったのだけど、延期で今週になった。
今週も時化だし、ダメかと思っていたら、まさかの開催の連絡があった。
さすが、全天候型の尾鷲だ。

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2013 バリバスカップ グレ【はじめての大会】

楽しみにしていたグレ釣り大会に出場してまいりました。
2013 VARIVAS CUP グレ

舞台は三重県 尾鷲です。
心配された天候ですが、雨風も大したことはなく時折晴れ間も見える時もありました。
海況も湾内は波も大したことがなく、全天候型の尾鷲ということもあり大丈夫でした。

ちなみに、バリバスブランドのリーダーは昔フライフィッシングで使っていたことがあり
割となじみのあるメーカーなのです。

早速ではありますが、レポ↓↓↓

深夜0時半に出るはずが準備に手間取り深夜1:00出発。
国道169号線 大台越え熊野経由で尾鷲へ向かう。
途中、道路上の電光掲示板に
「上北村で道路決壊、全面通行止め」の知らせ。
ただ、2t車以下は迂回路があるとのことでそのままGO。

この迂回路が想定外の大変なルートだった!

くねくねの林道で、アップダウンも激しい。
山越えで途中、国道425号線に接続しこれが25km以上続く。
(国道425号線は酷道とも言われる過酷な道らしい。)
しかも、動物が時々横切るのでスピードは出せない。
たぬき4匹、鹿2頭、うさぎ1匹が道を横切りヒヤッとする。
迂回路だが、169号線に戻るのに1時間以上はかかった。
ただでさえ遅れた出発なのに時間がかかり焦る。
午前4時すぎ少々の遅刻でなんとか尾鷲に到着したころにはヘトヘト。
自分の運転ながら少し酔ってしまって気分が悪い。

 

2013-11-10 04.53.47

 

受付が4時なのでもう参加者はずらっとテントの前に並んでいる。
僕も着いて誘導の方の指示通りに受付で並ぶ。

藤尾渡船 ゆき丸渡船 宮城野渡船、川端渡船、大ちゃん渡船 柴山渡船に分かれるのでまずは抽選だ。

引いたのは、”藤尾渡船 8番”
前に並んでいた人が”ゆき丸渡船”で「ラッキー」とか言ってたので渡船でも当たりはずれがあるのだろうか。
参加費+渡船代7000円を支払い、大会記念のキャップとロングTシャツを受け取る。
5:30すぎ 準備、着替えを済ませて大会説明。

・7時から13時までだが磯へ上がり次第、釣りしてもOK。
・番号若い人に釣り座優先権。
・10時に場所交代だが、じゃんけんして勝った人は好きな釣り座に移動できる。(そのまま交代しなくても良い)
・グレ22cm以上5匹の総重量
・他魚の部あり 真鯛 チヌ 石鯛

出航はまだ暗い6時くらい。
藤尾渡船には12,3人が乗り込む。
総勢60数名くらいの参加者がいるとのこと。
船は港を出て沖の方へ。
結構なスピードでグングン進む。
はじめての磯、はじめての大会で期待感は最高潮!
気分が悪いのも吹っ飛んだ。
まだ薄暗いのでどこがどうなっているかわからない。
湾内と言ってもかなり広いようだ。
時計を見るともう20分以上は走っている!?
同船している方は寝ている方もちらほらと。
波は大丈夫みたい。

3番目に名前が呼ばれスタッフにサポートしてもらい9番の人と二人で降りる。
湾内の地磯で少し奥まった磯だった。
ここなら荒れても大丈夫だろう。
が、正直、潮も動かなそうであまり期待できない気がした。
(後から船頭に聞いて”センジョウ”という名前の磯だと知る。
グレはよく釣れる磯?と聞くと「うーん、結構ね・・」という微妙な返事だった。)

 

2013-11-10 10.06.56_R

釣り座選択の優先権は僕の方にあるので船着きを選ぶ。
ただ、足元にはハエ根が2mほど出ているので突っ込まれるとやっかいそうだ。
もう一人の方は良い場所がなく悩んだ末、沖側の足場の悪いとこを選ばれた。
岩の壁にもたれながら竿を振るような感じになるので、僕なら無理かも・・・

 

釣行日時:2013/11/10(日) 7:00~12:30
天気:曇り時々にわか雨・時々晴れ

潮(田辺):小潮 (満潮11:41)
釣り場 :尾鷲 センジョウ
マキエ:ボイルL+ボイルまとまる
ツケエ:ボイル

ロッド:エリネス1.25
リール:デスピナ2500D番
道糸:BB-X2.5号
ハリス: 1.7号~2.5号
ウキ:釣研 フカセどんぐりEX G2~3B、ツインフォース3B-3B
針:刺牙グレ 5号6号、拳グレ7号 

 

2013-11-10 10.15.39

 

エサは昨日のうちにボイル2枚を買っておいた。
まず1枚を開け、ボイルまとまるを半分入れた。
道糸にウキとおもりだけつけて水深を大まかに測ってみる。
足元で2ヒロ半くらいか。
尾鷲は足元からドン深だと聞いていたのであてが外れた。
朝一は、重い仕掛けで磯際のビッグワンを釣って勝負を決めてしまおうという作戦であった。
ハエ根もあるのでやりづらい。
とりあえず、仕掛けはハリス1.75号、G2ノーガン、2ヒロで様子を見てみることにする。

 

 

2013-11-10 10.06.40_R

2013-11-10 10.07.05_R

 

釣り開始。
まずは左手に大きく形成されるサラシの外側を流してみる。
同礁したの方へ流れてしまい止まらないのでやりづらい。
エサは毎回とられる。
キタマクラの仕業だった。
サラシの外側にはたくさんいるようでやっかいだ。

キタマクラの猛攻に辛抱ならなくなりサラシの下を狙うことに。
ツインフォースの3B
水中ウキ-3B にさらにハリスにG2のガン玉を2発打ってサラシの下に沈めてみる。

道糸を張りながら、
アタレ、アタレ
と願っていると
ビクっと来たので合わせると、小気味の良い引き。
あがってきたのはグレ 25cm
キープサイズだ。
同じ要領で22cm~24cm 3枚追加。
とりあえず、規定サイズ以上は、全てキープしているが、
あとで、30cm以上を釣るので君たちは放流することになるだろう。
と、この時は思っていた。

探っているうちにサラシのすぐ傍に仕掛けが潜っていく箇所を発見した。
再度、マキエを打ち、時間差で潜らせて2、3秒すると、ドン!
と来たが、すぐに根に入られてハリスがブチン。
時々あがるのは22cmあるかないかの木っ端のみ。
新しいアイデアが浮かばない状態で適当に続ける。

10時に場所交代で、同礁の方にどうしますか聞くと
「僕はどこでも良いですよ♪」という気の良いご返事。
「じゃあ、このまま続けますか。」
ということで、じゃんけんせずそのままの場所で継続。
ただ、もう同礁の方は沖側にいるものの、釣り座が狭くて気の毒すぎるので、
僕がもう少し湾奥側へ移動して僕が入ってた場所に入ってもらう。
朝は一度、大きなのを根に張り付かせてしまったと聞いていたがその後はイマイチみたい。

ここで、お昼の弁当休憩。
雨は時々ポツポツ降るが、大したことない。
時折、日差しも出る。
気温は高く、カッパを着ていると暑いくらいだ。

海を眺めながら
サイズアップをはかるにはどうすべきか。
考えてみるが答えは・・・
沖側50m付近で、カモメが浮いたボイルをついばんでいる。
あの辺りまで流してみるか。
うりゃーと遠投してさらに流すも、当たらずエサはとられて戻ってくる。

 

2013-11-10 10.15.43_R

 

満潮をすぎ、片づけの時間を考えると残り1時間しかない。
焦ってきて手返しのスピードも早くなる。
適当に目の前のサラシの傍を探っていると、手元まで伝わるあたり。
かなりの引きを見せ、ハエ根に向かおうとするのを強引に上に浮かせる。

いいぞ、検量サイズだ!

これは35cmはあるぞ!!

確かに35cmはあった。

しかし、タモにおさまったのはグレではなかった。

石鯛でも

真鯛でも

チヌでもなく

アイゴだった。

がっくり。

その後、同じ場所でさきほどの引きを上回る強い引きがあったが3秒ほどでハリス切られた。
チモト付近が切れていたが、もしや!?

最後の30分は海の雰囲気が変わって海がざわついてきて釣れそうだったが
仕留めることができなかった。

結局、そのままタイムアウト。

ということで僕にとっての初めての大会は終了した。

帰りの船では周りの人の結果を聞くこともなく意気消沈。
(これは大会に限らずいつものことだが。)
港へ戻ると早速、皆さん検量。
周りの方のバッカンをのぞくと、僕のサイズじゃどうにもならないなと思ったので
3匹+アイゴだけキープして港で他のグレは港でバイバイ。

 

2013-11-10 13.59.04_R

 

検量を指をくわえて眺めていたらやはり、皆さん釣られていた。
「おーっ」という声に近寄ってみると、丸々太った42cmのグレ。
釣ったのは茶ビンという磯に上がった方らしい。

着替えて表彰式+お楽しみ抽選会+じゃんけん大会。

 

2013-11-10 14.16.44_R

 

優勝者は先ほど、42cm検量されてた方だった。
5匹で2800gいくらかだったかな。
バリバスの防寒着が副賞でした。

もう、お楽しみ抽選会にかけるしかないな!
掃除機とかDVDプレーヤー、温風ヒーターなんか当たってる人もいる中、

僕が当選したのは

2013-11-10 14.28.06_R

三重県産みかん+バリバスのハリス!

全員何か当たるというバリバススタッフの方の思いやりのある計らいで、
お楽しみ抽選会は楽しかった。
和気あいあいとした雰囲気の中で、磯で撃沈した悔しい気分も洗い流された。
グレ釣り大会を通じて交流を楽しんでもらおう、盛り上げようというようなサービス精神を感じた。
ということで、とても気分良く帰ることができました。

僕のようなグレ釣り初級レベルで大会が初めての方でも楽しめた一日でした。
また、来年、参加できる磯だったら参加したいです。
次回は
「いやいやまぐれで釣れちゃいました」
と言いながらもドヤ顔で検量に出すことを目標に!

尾鷲も初めてでしたが、広大なフィールド、そのスケール感に魅力を感じました。
50オーバーも出るということなので今シーズンは何回か通って夢を見たいと思います。

バリバスのスタッフの皆さんフカセロードまっしぐら!のトンきちさん
楽しい一日をどうもありがとうございました!

 

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