おき
@mrjackson

00ウキ 全誘導・スルスル仕掛けでグレ釣りの手ごたえを得る

前回大会での釣りについて

前回のグレ釣り大会(ヤイバ磯祭り・勝浦予選)は、
上位には食い込めず、4匹、670gで、船内18人中、5位の釣果だった。
(会員のみかな?参加者全員の詳細なデータを教えてくれるので、後からとても参考になる。)
もちろん結果に満足はしてないが、釣りに関しては少しだけ手ごたえみたいなものがあった。

サバコの大群、強風横風、速い流れで、全くグレが見えない中、4枚、小さくともグレを引き出すことができて検量に持ち込めた、のは少しだけ自分の釣りに進化が見られたからではないかと思う。
まあ、規定寸法がなかったのと朝一の釣り座優先権があったからなんだけど、今回はチョー前向きにとらえてみる(笑)

 

 

一緒にあがった方は釣りクラブに入っているベテランっぽい人で、お話を聞いているとトーナメントも結構出ている様子だった。
この方は釣果なしだった。釣り方は半誘導のウキを浮かせる釣りをされていた。
(僕のあがった鶴島は条件が悪く、6人中3人がボーズだった。)

サバコがたくさんいる中、相手方は僕の7~8mくらい潮上側に釣り座をとった。(普通の声で会話できるくらいの近い距離。)
竿1~2本前あたりにボンボンとたくさんマキエをまいているのを見て、潮下にいる僕はこれはヤバイなと感じた。
やや当て潮気味に僕の磯へぶつかってくる流れだったからだ。
なので、マキエは極力、撒かないようにした。(サバコを遠ざける意味で沖へは撒くようにした。)

計算としては、相手方の撒いたマキエが僕の釣り座あたりではどの程度の棚にあるか想定して、そこにあわせるような釣りを心がけた。
たどり着いたのが、釣り座左手にある小さな払い出しだった。
潮がぶつかり、緩むポイント。
グレがいるとしたら、ここか。
このポイントでは、磯の壁にぶつけるように一杯のマキエを撒くだけにし、
あとは相手のマキエを利用する。

グレは全く見えてなかったし、風が強く流れが速いのもあったので、最初から00ウキにG6のジンタンを打った。
誘いをかけて当たってきたのが4ヒロあたりの棚。

仕掛けは

ロッド:1.2号
リール:2000番
道糸:PE0.8号
ハリス:1.7号を4ヒロに1.5号を2ヒロ半を直結。
ウキ:00
ガン玉:G6を1~3つで調整
針:ヘビータイプの3号~4号(ヤイバのプロフェッショナルグレ ヘビー)

 

結果的に同じやり方で4枚仕留めることができた。(サイズはともかく・・・)

1年前の僕ならボーズだったんじゃないだろうか。

もっと上手い人なら、他にポイントを見つけてグレを引き出すのかもしれないが、
サバコが多い状況で、他に考えられるポイントはなかった。
なので、自分ではやり尽くした感があった。

 

全誘導・スルスルにこだわる理由、固定・半誘導との比較

最近、全誘導・スルスルにこだわって釣りをしている理由の一つは、初見の磯対策としてだ。
こういった初めて上がる磯でどこにグレがいるかわからない場合に、グレにたどり着く時間(スピード)を早められる。

棚を固定する釣りは、通いなれた釣り場でどの棚でグレが釣れるのか知っていれば強いが、そうではない場合にはロスが大きいのではないかと考えている。

特に水深があるような磯では、グレの棚が一定しない場合も多々ある。
このグレの変化に棚をバシッと合わせるのは、至難の業だ。

活性高くて浅棚まで食いあがってくるような場合はどっちでも釣れるしね。

トーナメンターに、全誘導で釣りする人が多い理由はそこにあるんじゃないだろうか。

 

たとえば、グレが2ヒロ半で横移動でしか捕食していないとする。

固定2ヒロで釣りを始めた人は1投目では釣れない。

全誘導・スルスルで2ヒロから始めた人は1投目から釣れる確率がある。

固定の人が、2投目でばっちり棚を2ヒロ半にする判断ができるといいが、そんな迅速かつ的確な判断ができるものでもない。

諸条件を無視して、ごくごく単純に考えるとこういう理屈になる。

 

ただ、全誘導・スルスルで仕掛けを入れていくのは結構、むずかしい・・・

なんだか頼りなくて当たりもとれない気がする。

波風の影響を受けやすいし。

仕掛けを張ると浮き上がってしまう。

ラインコントロールには特に神経質にならないといけない。

遠投になるとより難易度はあがる。

こういったことは、初級クラスのグレ釣り師にとっては技術的に難しい。

なので、僕は通いつくした釣り場でもどこでも、練習だと思って全誘導スルスルで釣りしている。
様々なシチュエーションで数をこなすことで、技術的な向上をはかりたい、この釣法の本髄をつかみたい、と考えている。

誤解を恐れずに大雑把なイメージで言うと
・経験で差が出るのが、半誘導などの棚を決める釣り。
・技術で差が出るのが、全誘導・スルスルの棚を決めない釣り。

ってところか。

最近は、ピンポイントに棚を決める釣りの方が難しいと思うようになってきた・・・

 

さて、急遽なんだだけど、今週末の日曜日も大会に出場することにした。

実は今週も勝浦で釣りしたいと思っていたら偶然、大会があることを知った。
これは僕に出ろってことだと解釈した!

2018ハヤブサカップ  那智勝浦

楽しみだ~♪

 

 

 

 

 

 

 

 

投稿者: おき

おき、といいます。1972年生まれ、和歌山県橋本市在住。 自営業です。 フカセ釣り、グレ釣り、をみなべ~白浜周辺の沖磯、地磯でやってます。 経験も浅く腕はありません。 釣りを通じてみなさんとの交流できたらと思いブログをしています。

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