時々、僕のブログを見て夜釣りを始めた!なんてメールをいただき
情報を教えていただいたり、色んなお付き合いが増えてとってもうれしいです。
中には僕のブログをみて夜釣りを単独で行かれる方もいらっしゃいます。
メールとかいただいている方以外にもいらっしゃるかもしれません。
僕は夜釣り・単独で釣りに行くべきではない、とは思ってません。
大人が判断した自己責任での行動ですし、それを他人にとやかくも言われたくありません。
ただ、やはり危険があるのは確かですし、公開してる以上、色んな方が読まれますので、
楽しいだけではなく自戒を込めて、僕自身の危険の認識なども書いておくべきかなと思いました。
「磯釣り、夜釣りは危険なので単独での釣行は控えましょう」
やはり、安全対策上は、これが推奨されるんだと思います。
僕も夜釣り・単独は、周りに人がいないことが多いので何かあった時に助けてくれる人がいないという意味で危険だと認識しております。
海中転落などは、周りに人がいないことは、生死を分ける決定的な要素になることがあると思います。
白浜の地磯などでは磯に降りる場所に新たにお地蔵さんが立ってたり、花が活けてあるところもちょくちょく見かけます。
磯で人が亡くなったんですよね。
しかし、そのようなリスクを承知で行く僕が気を付けていることは
・夜は磯で極力釣り座を変更しない、動き回らないようにする。(明るいうちに釣り座を確認しておく、魚を上げる場所なども)
・釣り座は足場がフラットなところを選び、磯際ではなく少し後退した位置にする。
・できるだけ足場の高い磯にも行かない(落ちた時に上がる場所がない荒磯など。)
・極力、背後が崖の形状になっているような波の逃げ場がないようなところを選ばない。(大波が来た時に叩きつけられたり、引き波で身体を持っていかれたりしないように)
・携帯(スマホ)は防水タイプを持っていきます。
といったところでしょうか。
前にライジャケ無しでの釣行記を書いたのはマズかったと反省しております。
波がある時の釣行記なども書いていますが、慎重に釣り場は選んでます。
湾内とか入り江になっている釣り座を選んでます。
このブログは僕の家族を始め、知人、友人、親戚、近所の方、などリアルに付き合いのある色んな方にも公開しております。
なので、自分が危険な釣りをやっていると心配させたくなかったのですが、やっぱり気になったので書いておきます。
下記は海上保安庁が出しているデータの抜粋です。
平成24年 釣り中の事故発生状況 PDFデータ
■釣り中の事故における死者・行方不明者の推移
毎年100名くらいの方が釣り中の事故で亡くなっています。
海中転落が圧倒的です。
■海中転落におけるライフジャケット着用状況ごとの死亡率
ライフジャケットをつけると、海中転落しても生存率が24%あがります。
■月別の釣り中の事故者数
10月は最も釣りの事故が多い月です。単純に釣りする人が多くなるシーズンだからでしょうか。
■発生場所別の海中転落発生状況
防波堤が最も多いのは防波堤は油断しやすいからかもしれません。
■年齢別釣り中の海中転落発生状況
55歳からかなり海中転落される方が増えるようです。
これは運動神経などの影響でしょうか・・・
それとも、単純にこの年代の釣り人口が多いからか。
また、釣り中の事故より、釣りから帰る時の自動車事故の方が多いとも言われてます。
一日中釣りして疲れた後の運転は眠くなりがちです。
家に着くまでは、油断大敵です。