砂糖をやめたら、味覚が鋭くなった。

砂糖断ちをした理由

1週間前から、砂糖をやめた。

砂糖断ち、というやつだ。

流行っているどうかは知らないが、とにかくやってみることにした。

きっかけは、アレルギーが酷くなってきたこと。

家にいると目のかゆみ、くしゃみが頻繁に出るようになった。

昨年、筋トレを始めてすっかり治った!と思ったのだけど、

肩を痛めて筋トレをサボること数か月で、再発してしまった。

アレルギーについては、5,6年前に病院で検査したところ、ホコリやカビ、ダニとかのアレルギーがあることがわかってた。
わかったのはいいが、治療するという選択肢がなかった。
免疫系が過剰に働いているのだろうけど、これを治すのは困難なのだ。
ただ、気をつけるだけ。

 

しかし、気をつけると言っても限度がある。

そして、いざかゆくなると、たまらない。

目を強くこすらなければ、我慢できないほどのかゆさ。

「もう、眼球が少々傷つこうが、関係ない、このかゆさなんとかしてくれ~」ってくらい酷い。

たまらず、息子が飲んでいるアレルギーの薬をもらって飲んでみたけど、一向におさまらない。

おまけに、口内炎もできたりして、免疫力自体が落ちてきているような気がする。

筋トレで免疫力上がって、克服した!強くなった!と思っていたら数ヶ月でこのザマだ。

なんとか、症状がでないようにならないものかと色々調べはじめた。

 

 

で、早速だが、

↓の本を読んで砂糖断ちを始めてみることにした。

アレルギーは「砂糖」をやめればよくなる! [青春新書INTELLIGENCE)

この本は、クリニックを開業している医者が書いているが、アレルギーと砂糖の因果関係と、それに対処するための栄養療法が記載されている。

僕の場合、タバコを10年前にやめてから甘い物を結構、食べるようになった。

これが、アレルギーが出始めた時期と重なる。

これだ、これしかない。

結構、影響されやすいほうなのですぐに感化される。

すぐに実行したくなった。

 

この本によると

砂糖をたくさんとると、血糖値が急上昇する

血糖値を下げるためインスリンが大量に出る。

逆に低血糖状態になる


低血糖を治すべくコルチゾールが分泌されるも、出しすぎると分泌量が足りなくなる。
(コルチゾールはかゆみなどの炎症を引き起こすヒスタミンを調節する機能がある。)

かゆくなる・アレルギー発症

かゆくなるだけでなく、副腎の疲労で体内の炎症がおさえられず、様々な症状がでる

 

ということのようだ。

アレルギーだけでなく、ぜんそく、うつ病、慢性疲労、関節炎、肌荒れ、老化が進むとかその他様々な症状を引き起こす恐れがあるらしい。

それはそうかも・・・

 

なぜなら、身体の不調の原因ってほとんどが“炎症”なのだから!

他にも、砂糖は腸内環境が悪くしたり、カルシウムとかビタミンBとか体内の栄養を奪ったりとろくなことがないようなことを聞くにつれ

 

砂糖はホンマ、あかんのちゃうかと思いは強くなるばかり。

ネットで調べても、白い麻薬、

なんて言われているし。

 

そういえば、うちの長男もアレルギー持ちだが、大の甘い物好きだ。

特にチョコレートは大好物。
この前の誕生日には大きなチョコレートケーキを一人で大人食いしたいという要望でペロリとたいらげた。

紅茶などに砂糖を入れるのを見ていると、ドバドバと何杯も入れる。
おやつがほしくなるとイライラし、冷蔵庫を何度も開け、台所をうろうろする。
なんだか、アル中とか、ヤク中患者のようになる。
まあ、長男に限らず、うちのチビ二人を見ていても似たような感じの時がある。

 

ちなみに、

糖分は脳の唯一の栄養と言われ、人間には必須のもので摂取は必須と思われているけど、そうでもないみたい。
糖新生と言って、人間には自力で糖分と同様のエネルギーを作る力があるという。
普段は発揮されないけど、糖分が制限された状態が続くと発揮される。
ケトン体ダイエットとかケトジェニックダイエットと言われるダイエット方法もこの力を利用したものだと思う。

まあ、以前から砂糖をダイレクトにとることのデメリットは色々と聞いていたし、依存性もあるので、この機会に砂糖断ちを断行することにした。

そして、やるならトコトンやりたい。

タバコなどもそうだが、こういった依存を断ち切るには、デメリットを調べまくって理解し、しっかりと向き合う。
自分の人生には不要なものだと心から納得した上で、スパッとやめるのが良いと思う。
中途半端に徐々に減らして、ではなかなか断ち切れない。

 

【砂糖断ちのマイルール】

  • ★糖類(ブドウ糖、砂糖など)は原則とらない
    ・ジュースやお菓子、アイスクリームは× (ポカリとかアクエリとかも×)
    ・お菓子は全般×(ポテチとかスナックも含めて)
    ・コーヒーにも砂糖を入れない(クリープも乳乳が入るので×)
    ・チュウハイも×。
    ・人工甘味料も×。(甘い物依存から抜けられない&血糖値も実は上がる)
    ・とりあえず、生のフルーツは少量ならOKとする。

 

と言っても、市販のものや外食をすると砂糖は避けられない。
味付けされているほどんどのものには砂糖が入っているからだ。
シャットアウトはほぼ不可能なので、100%厳格にはやらない。

また、現在、筋トレを復活させている。
筋肉量もどんどん増やしたいので、糖質制限はしない。
糖質はGI値が低めの炭水化物(糖質+食物繊維)から摂取することにする。

例)玄米、はるさめ、さつまいも、ブロッコリー、玉ねぎなど

それと、

・白米⇒発芽玄米に変更した

白米を食べると糖尿病のリスクが高まることは科学的根拠がある、ということも何度か聞いたことがあるので、
この機会に変更した。
米は精製される過程で食物繊維や栄養分が取り除かれ、GI値が高い。
(GI値とは、グリセミック・インデックス(Glycemic Index)の略で、その食品が体内で糖に変わり血糖が上昇するスピードを計ったもの。)

かと言って、玄米そのものも体内のミネラルを奪うらしく、発芽玄米が良いということ。

幸い、スーパーでサトウのご飯から、発芽玄米のパックが発売されているので困ることがない。

砂糖はやめたけど、サトウのご飯には今後はお世話になりそうだ。

GI値一覧表

高GI食品 低GI食品
穀物・パン・麺類 食パン(95) 精白米(88) もち(85) うどん(85) ロールパン(83) そうめん(80) 赤飯(77) コーンフレーク(75) パスタ(65) 玄米(55) ライ麦パン(55) オートミール(55) そば(54)麦(50) 全粒粉パン(50) 全粒粉パスタ(50)
野菜・芋類 じゃがいも(90) にんじん(80) 山芋(75) とうもろこし(75) かぼちゃ(65) たまねぎ(30) トマト(30) キャベツ(26) ピーマン(26) 大根(26) セロリ(24) 小松菜(23) きゅうり(23) ほうれん草(15)
肉類・魚介類 牛・豚・鶏 (45~40) 魚介(40前後)
乳製品・卵 加糖練乳(82) アイスクリーム(65) 生クリーム(39) チーズ(35) ヨーグルトドリンク(33) バター(30)卵(30) スキムミルク(30) 低脂肪乳(26) 牛乳(25) プレーンヨーグルト(25)
豆・海藻類 油揚げ(43) 豆腐(42)おから(35) 納豆(33)枝豆(30) アーモンド(25) 豆乳(23)ひじき(19) 昆布(17)海苔(16)
果物 パイナップル(65) スイカ(60) バナナ(55) ぶどう(50) マンゴー(49) メロン(41) 桃(41) さくらんぼ(37) りんご(36) キウイ(35) みかん(33) グレープフルーツ(31) いちご(29) アボカド(27)
砂糖・菓子 飲料水 上白糖(99) チョコレート(91) 大福(88) ドーナツ(86) ショートケーキ(82) せんべい(80) クッキー(77) ハチミツ(75) メープルシロップ(73) カステラ(69) プリン(52) ココア(47) ゼリー(46) ブラックチョコレート (22)

 

とうもろこし、GI値高めです。

 

補助的にサプリメントで栄養補給

上記書籍では砂糖の制限だけではなく、栄養療法ということで、アレルギー改善に有効な栄養素や食品の紹介もされていたので、それもとりいれることにした。
もちろん、栄養は食物からとるのだけど、サプリも活用している。

サプリも賛否あるが、僕は有効だと考えている。
BCAAなんて飲んでから筋トレすると、違いがわかるしね。

今までもサプリのお世話にはなってきたので抵抗はない。
ビタミン系で足りなかったものを中心に買い足した。
過剰摂取には注意しながら、下記のものを飲んでいる。

・ビタミンA
・ビタミンB類
・ビタミンC
・ビタミンD
・ビタミンE

・亜鉛
・マグネシウム
・カルシウム

・タンパク質(プロテイン)
・グルタミン(非必須アミノ酸)
・BCAA(必須アミノ酸であるバリン、ロイシン、イソロイシン)

一つ一つなんの働きがあるのかを調べて大まかには理解してるが、ここでは長くなるので割愛する。
グルタミンなんかは、釣りの後とか疲労回復のためにも前々から飲んでいる。

 

1年前からグルテンフリーも続けているので、また食べられるものが減ってしまった。
が、かまわない。
新しいものを得るために、今あるものを削ぎ落すことも人生には必要だ。
チャレンジする場合は、どういう結果が待っているのか、新しい自分になれるのか、その期待感は大きい。

 

開始して2,3日で変化があった

開始したころ、

やはり、禁断症状はすぐに出てきた。

仕事は、ほぼパソコンでの作業なので、仕事をしていると甘い物がほしくなってくる。

そういう時はコーヒーに牛乳を入れたものでごまかしながら乗り切った(カフェインもあまり良くないけど)

 

で、1週間を経過しての報告

2、3日目くらいから、味覚が変わってきた。

トマトが甘い!

野菜や発芽玄米などの甘味を今までより感じられるようになった。

味覚自体が鋭くなっているように思う。

 

2,3日で口内炎が治った!

いつもは10日以上はかかるのに治ってしまった。

 

昼過ぎの倦怠感、眠気がなくなった

いつもランチ後には眠くて仕方がない時間があった。
だるさもあって眠らずにはいられない感じ。
これがなくなった。

目のかゆみ、くしゃみのアレルギーはなくならない
だが、1/3程度に和らいでいる感じ。
かゆいけど、かかなくても我慢できるくらいのレベルを保っている。

身体も軽くなったような気がする。

ということで、割と良い傾向なので、続けよう。

 

できれば子供たちにもやってほしいけど、子供は甘いもの、お菓子など大好きなので

難しいだろうなあ・・・

 

 

投稿者: おき

おき、といいます。1972年生まれ、和歌山県橋本市在住。 自営業です。 フカセ釣り、グレ釣り、をみなべ~白浜周辺の沖磯、地磯でやってます。 経験も浅く腕はありません。 釣りを通じてみなさんとの交流できたらと思いブログをしています。

「砂糖をやめたら、味覚が鋭くなった。」への6件のフィードバック

  1. こんにちは、あれもこれもダメではないですよ。普段からアレルギーや抗体が弱まる食べ物が多いので仕方がないですが断つというのをやりすぎると精神的には良くありません。砂糖など接取過剰な世の中ですが、本物の砂糖なども少しぐらいは大丈夫ですよ、ただし本物でないとと言う条件ですが。
    あと、体外から悪いものを排出する力も必要ですので、やはり、接取排出はとても大事な事です。当然ご存知と思いますが、カロリー、糖質、塩分、・・・カットなどという食品や加工品、飲料、減塩何々などは絶対ダメです、どんな化学薬品を代用してるか分かりません、あれは恐ろしいです。

  2. こんちは、砂糖有害説に真っ向から反対している意見も結構ありますね。
    砂糖は吸収が早いし、優れたエネルギー源だという。https://sugar.alic.go.jp/japan/view/jv_0008a.html

    ただ、僕は砂糖なしのストレスをそれほど感じてませんで、1ヶ月くらいとらないと、どうなるのか楽しみにしてます。
    栄養素的にゼロにしても問題ないものですし。

    あと、糖質ゼロとかカロリーオフとかも必要ないですね。筋肉つけたいので、そのためには少し太るくらいの食事量にしないといけないのです。

  3. あたしも完全ではないですが糖質制限をしてますが、そもそもアレルギー体質ではなかったので、効果と言えば体重が増えなくなったこと。

    口内炎はもう20年近く出来てないなら判断は出来ませんが、寝起きがすっきりしてるのは確かです(*^^*)

    1. 糖質制限はブームになって随分経ちますね。
      魚介類いっぱい食べられるので、大丈夫ですね~。

      1. 昔と違って食べなくなったものは唐揚げ類のものは滅多に外食してないのと、おかしはほとんど食べません。

        インスタントラーメンも滅多に食べないですね(笑)

        まあ、白浜にいたら美味しい野菜と魚に囲まれてるからおかしを食べる暇がないのかもしれませんw

        明日、猛暑ですが、潮岬沖で鰹を釣ってきます♪

        1. DHAたっぷりのカツオで栄養補給もばっちりですね。

          妻子は友人たちと白浜に遊びに行ってますが
          僕のほうは、またお留守番です(泣

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