すっかり秋も深まってきましたね。
気温も水温も下がり、釣りシーズン真っ盛り。
磯ではそろそろグレシーズンでしょうか。
僕はこの夏に発症してしまった重度の電気ウキ中毒症から順調に回復しつつあります。
時々、タマンゲットのシーンがフラッシュバックして、心が南紀に飛んでしまいますが、
大方は、健全に日々を過ごせています。
今は、第三子のXデイを待ちわび、ドキドキしながら仕事をこなし、休日は子供と遊んでいます。
表題の件ですが、釣りには関係ありません。
ただ、このブログをご覧の方の中にはブログやWEBサイトを運営されている方も
いらっしゃるので、関係あるかな?ということで記事にすることにしました。
「画像の無断使用で高額の損害賠償請求された!」
これ、実は、以前に僕がされました・・・
他人の物を勝手に取ったら泥棒です。
では、他人の写真を勝手に借用してWEB上で使ったら・・・どうなるんでしょうか。
ご存じの方も多いと思いますが、僕はホームページを制作する仕事をしています。
ある日、メールがきました。
「あなたが作ったホームページ内で使われている画像は当社が権利を有しています。
あなたは、無断使用してます。至急ご連絡ください。」
簡単に言うとこんな内容です。
連絡すると、お金の話になりました。
「○○万円お支払いください」
えええええっ!!!!????
となりました。
そのメールの送信元の会社は上場してるくらいの巨大な企業ですが、
無断使用した画像はとても小さな画像でした。
画面の大きさで言うと、2cm×3cmくらい。
どこにでもあるような、しょーもない画像です。
いくらでもフリーで代替物はあります。
僕が無断で使用したのではなく、当時、僕が依頼したデザイナーが使用したものでした。
そのデザイナーは既に音信不通で連絡取れず・・・
しかし、まあ、無断使用された画像を使っていたことは、僕のミスです。
チェックが甘かったのです。
なんで、そんな高額請求になってしまうのかというと、
その画像は、その写真販売会社のみが権利を有している作品で、
販売しておらず、レンタルしかしてない作品だからです。
(業界では、ライツマネージド、と言います。)
3ヵ月間くらいのレンタルで2万とかだったかな?
それを、3,4年使っていたから、という理由で○○万円も請求されました。
「いやいや、そんな払えないし、納得もできない」
と僕は突っぱねました。
代替物なら、数百円で著作権フリーの画像はいくらでもあるのに、○○万円も払えるかい!ということです。
せいぜい損害賠償として妥当な額は何千円だろうと、というのが僕からの主張。
すると、相手方の顧問弁護士から内容証明が届きました。
「○○日以内に払わない場合、法的手続に入る」
というような内容です。
まあ、言い方悪いですが、「脅し」に近いですね。
そもそも、僕はいきなりのこの高額請求が、おかしい(怪しい?)と考えてました。
通常なら、金額の請求する前に、その画像はウチの画像だから、使用を止めてくれ、となるはずだろう。
それもせずにいきなり高額請求なんて、おかしいと思ったわけです。
もちろん、即刻、違う画像に差し替えてます。
無断使用した僕の側から、こういうことを言うのは何ですが、
画像の無断使用を利用したビジネスになってないか?という疑いを持ちました。
相手は3年前から使っていることを調査により把握していたみたいです。
それなら、3年前になぜ、言わない?
とか、不信な点もいくつかありました。
この後は相手方の顧問弁護士との交渉になりました。
色々あって、結局は2~3万円程度で和解しました。
なんで相手方は最初の請求額の10分の1にも満たない額で納得するのか、と考えるとさらに怪しいです。
しかし、こういったマイナスの処理に時間と労力を使うのが面倒だったので、それでおさめました。
という、恥ずかしい経験がありました。
他人のブログなんかを見ていると、よく画像の無断使用をしているのを見かけますね。
その画像が著作権フリーではなく、僕の引っかかったような写真販売会社が著作権を専有しているものだと、
ある日、いきなり高額請求がきたり、弁護士から内容証明が届くかもしれません。
僕の場合、何十万円という金額でしたが、画像によっては何百万円請求されるケースもあります。
なので、無断使用は気をつけないといけません。
出処のわからない画像は極力使わない方が無難です。
画像の無断使用は不法行為に該当するのです。
もちろん、何百万円の損害賠償は大げさでも、
法的には、著作権侵害で損害賠償請求されることは十分ありえます。
ただ、ほとんどのケースで相手方が何百万円の損害を証明するのは、とても困難でしょうけど。
ちなみに、現在のグーグルの画像検索の精度はかなりのもんです。
この画像検索を使うと、逆に自分の画像が無断使用されてないか簡単に調べることが可能です。
ブラウザでグーグルクロームだったら、画像をドラッグ&ドロップするだけで検索できます。
もし、あなたの画像がweb上で無断で使用されていたら検索結果に即座に表示されます。
また、なければ似たような画像が表示されます。
この画像検索がリリースされた時は驚きました。
グーグルのテクノロジーは、こんなことまでできるようになったかと。
ではでは、このへんで。
どうもです、釣り行けない辛さは解りますがも少しで宝物がまた一つ増えるから良しとしましよう。
私の会社もイラストや画像を扱うので結構神経は使いますね、最近ではエンドユーザーさんからの依頼が多いのでエクセルやワードで送ってきますがイラストは殆どパクリですそれもネットの画像ですので看板にするには小さすぎて使えません、一応著作権など説明してお断りしますがそれでもイラストを入れたいならデザイン費用を言うと殆ど方は諦めますね、看板代より高いからです、この常識を説明するのに苦労しますね。
Aさん こんばんは。
今日も和泉市の病院行ってきましたが、まだ少しかかるかも・・・
いつ産まれるかとドキドキする毎日です。
WEB上の画像・イラスト類については、知らない方も多いです。
簡単に取得できるので、まあ、使ってしまうんだと思いますが、
看板の方にも使おうとする方がが多いんですね。
デザイン費用でいうと、ホームページなんて地元の人は看板見てよく店に来ますが値段言って終わりのパターンが多いです。
なんか簡単にちょいちょいと2,3万でできると思われるみたいで・・・
相手の会社に同情します。
どうしてHPを作成するお仕事をしている方が「これくらい他で代用できるのに請求額がおかしい」などと言えるのでしょうか。
ご自身が行ったことではない、該当デザイナーに連絡が取れないのはたいへんお気の毒でしたが、対応の姿勢が悪すぎます。
匿名さん
和解で解決済みです。
最後に、迅速丁寧に対応してもらったので早く解決できた、という趣旨の言葉もいただいてます。
当然、ここでは対応の詳細書けませんし、僕の経験として主観を交え端折って書いてます。
泥棒しておいてなにを言う。って感じですね。
相手の会社が気の毒です。
あ、でもこうしてブログで公開するのって勇気ある行動ですね。
公然と人を泥棒扱いするほうがよっぽど勇気ありますよ。それこそ犯罪(名誉毀損罪or侮辱罪)に該当しかねない行為ですよ。