PEラインでフカセ釣り・グレ釣りするメリット【よつあみ OH ドラゴン】


フカセ釣りはラインが重要!

誤解を恐れずにいうと、グレのフカセ釣りで使われる道具の中で、ラインは最もシビアにその性能が問われるツールである。(と思う)

ロッドやリールが最新モデルであろうが、10年前の中古品であろうが釣果には直接的な影響は少ない。(と思う)

しかし、ラインは違う。

ラインは全てのツールをつなぐという極めて重要な役割を担っている。

グレ釣りの細いラインなど、傷ついたらすぐに切れる。
クルクルと巻き癖がついてしまうと、当たりもとれず釣りにならない。

他の全てのパーツが最新の最高級のものでもラインが弱かったり、扱いにくければ、全てが台無しとなってしまう(と思う)

ラインの性能の差は直接的に釣果の差となってあらわれるというくらい重要なツールなのだ。(と思う)

 

 

とまあ、前置きはさておき、

PEラインでのグレ釣り・フカセ釣りのレポート&考察である。

 

高比重1.4のPEライン よつあみ OH ドラゴン

従来のPEラインは比重が軽い。そのため風に弱い。
これが、軽い仕掛けをコントロールするグレのフカセ釣りにとっては致命的な弱点だった。

しかし、最近は高比重のPEラインの開発が進んでいて、フカセ用のもいくつか発売されている。
ということで、早速、今回、使ってみることにした。

使用したのは、フカセ用ではないが、よつあみのPEライン OH ドラゴン0.6号という品。
このラインの比重が1.4!

 

一般的な各ラインの比重などの違い

素材 ナイロン ポリエステル フロロカーボン PE
比重 1.14 1.38 1.78 0.97
吸水性(%) 4.5 0.4 0.04 0
あり ややあり ほぼなし なし
風合い 柔らかい 硬い やや硬い しなやか
結節強力
直強力比率
約85% 約90% 約70% 約40%
伸び率(%) 23-25 20-22 20-25 3-5

↑のデータの参照サイト ⇒ ゴーセン http://www.gosen-f.jp/good/

 

表を見ると、1.4は、ナイロンとフロロカーボンの中間くらいの比重でポリエステルに近い。
特徴は、吸水性が0!伸び率が3-5%と他の素材からすると桁違いの差がある。

☆吸水性がゼロなので、使っているうちに水を吸って状態が変わるようなことがない。
☆伸び率が低いということは、つまりそれだけ感度が良くなる!

よつあみのPEライン OH ドラゴンの用途は、アジングなどのライトゲームやエギングを想定されていると思うが、他社のPEラインと比べて、比重が高いことと、この商品の性能を絶賛している人がいたので磯でも使えるはず!と考えた。

 

で、先日のグレ釣り釣行

 

比重1.4のPEライン OHドラゴンを使った感想

めっちゃ良い!

予想以上によかった!

使ってない人には

「うだうだ言わずに、とにかく使ってみて!」

と言いたくなるレベル。

↓とりあえず、前回釣行のハイライト&PEラインでフカセのインプレ(要はタラタラ話している・・)

 

PEラインでフカセ釣り・グレ釣りのメリット

メリットは多々感じたんだけど、特に優れていると感じたのが

 1.ラインメンディングのやりやすさ

 2.感度の良さ

の2点である。

 

1.ラインメンディングのやりやすさ

ラインメンディングはナイロンと比べると格段に楽にできた。
フカセ釣りでは、道糸が潮下に膨らんでいると、潮上に打ち返すという作業を行う。
この作業がとてもやりやすい。
比重1.4なので、仕掛けを流しているときには、海中にPEラインがある。
シンキングのラインはメンディングしづらいように思いきや、
手首を返す感じで竿をあげると、海中からスッと軽くラインが持ち上がった。
「あれ、軽い!」という感じ。
ナイロンだったら腕を大きくあおるような動作で道糸の修正を行うことがあるが、それをするとウキの位置がずれることも多くてイライラするところ、PEラインの場合はそうなり難い。
軽くて細いから、ウキを支点にラインのみをコントロールしやすい!
=ラインメンディングが苦手な人にもおすすめ
結果、釣果はマジで変わると思う。

 

2.感度の良さ

感度の良さは、言うまでもない。
ナイロンとは比べ物にならない。
ナイロンなら、ツンツンというラインに伝わる当たりが、PEラインなら、ガンガンという感じでより明確に伝わってくる。
視覚的にも当たりの時にラインに鮮明に出ていたように思う。
ストレスなくすっとラインが伸びるのが視認できたのだ。
もしかしたら、水流抵抗が少ないゆえに、魚にとっても違和感があまりない(=食い込みが良い)のではないか。
とにかく、当たりがとりやすくなったと感じた。
結果、シンキングPEラインを使ったこの日は外道を含めて魚を掛けまくることができた。(外道ばかりだっが・・・当たりのとりやすさは実感できた。)

 

 

他にもメリットはある。

 

・飛距離がでる

軽く放り投げる感じでないと遠くまで飛び過ぎてしまうくらい(笑
ワンランク小さなウキを使っても今までと同じところまで飛ばせる感じ。
近年の遠投主体のグレ釣りでは、この飛距離が伸びるメリットは大きいだろう。

・劣化しづらい⇒安くつく

一般的にPEラインは長く使える。
ナイロンに比べて劣化が少ないと言われている。
(ナイロンの1.5号の道糸だったら、2回使ったら劣化を感じる)
実際の判断は、使い続けてみてからになる。
ちなみに僕は夜の大物狙いのフカセ釣りでもPEラインを使っているが
もう3年くらい道糸を替えていない。と言っても6号の極太ラインなのであまり比較にならないが。

 

PEラインはトラブルが多い?

PEラインはライントラブルが多いと思う人もいるかもしれないけど、
今回、一日釣りをして一度もライントラブルはなかった。

・リールはハイパーフォース1700番
・ロッドはエリネス1.25号 5m
・ハリスを4~6ヒロとってPEラインに直結

これでガイド絡みもなく快適に釣りをすることができた。
むしろ、ナイロンラインの方が糸グセによるガイド絡みは多いのではないか。
最近のIMガイドがついている竿だったらまず問題ないと思う。

 

PEラインは風に弱いか?

釣行の日は北東の風、右からの横風が吹く時間もあったが、
ラインコントロールの問題は感じなかった。
PEラインと言っても、シンキングラインなので投入後、ラインはすっと海面下に沈む。
少々の風は問題なかった。
ただし、さらに、強風で横風となると、どうなるか。
潮上にラインを打ち返すことが難しくなるかもしれない。
だとすると、重いナイロンの方が有利かもしれない。
しかし、そういう状況ならナイロンラインでも厳しいのでどうなのか・・・

 

伸びがないので魚とやりとりしづらい?

感度が良いということ=PEラインは伸びないということ。
魚とのやりとりは、ほとんど竿だけで魚のパワーを吸収しなくてはならない。
ダイレクトに力が伝わる分、いつもよりも、ガンガンと手元に衝撃がくる(特にサンノジとか)。
ラインで衝撃を吸収できないので、より強い力で引くように感じる。
口太グレ40cmくらいの感覚だけど、実際釣れたのは35cmくらいだったとか、そういうこともあるかもしれない。
それと、伸びがないので結束部に負荷がまともにかかる。
なので、ノットなどはFGノットとか強い結び方が必要になると思う。
または、サルカンを使うとかね。
ショックリーダーなども要検討だと思う。

 

結論

最初は、今まで浸かっていたナイロンに比べると細すぎて、頼りない気がしたんだけど、使っているうちにメリットを実感できた。
特にメンディングのやりやすさ、感度の良さは釣果に大きく影響するところなので、使ってみることをおススメする。
僕は、今回からレギュラーの道糸としてPEラインを採用することにした。
今回は0.6号を使ったが、もう少し太いものでも十分、メリットはあると思うので、次回は0.8号を使ってみる予定。

君の釣りに革命をもたらす!?

PEラインでグレのフカセ釣り、ぜひやってみください!

 

追記 2017/11/6
11/5の市江での釣行
で合わせ切れが発生した。
そんなに強く合わせてない・・・
で、OHドラゴンを使っていた友人も初回の使用で高切れしたと聞いた。

で、気になって後から家でフロロと結束して強く引っ張ってみると、PE部分で切れることが何度かあった。

再検討要かも。