2014初釣りは日置 地の長島へ


うちの長男(小2)がボーイスカウトに入隊することになりました。
1/19日曜日に体験があったので付き添いで行ってきたのですが、今回はアイススケートでした。
僕も一日滑ったので足が少し筋肉痛です。
ボーイスカウトって何をするのかほとんど知らなかったのですが、聞けば聞くほど素晴らしいです。
上の学年の子たちはマイナス6度の極寒の中、土日に高野山でキャンプしたそうです。
しかも、大人は着いていきません。子供たちだけです。
自転車で紀伊半島一周したり、友ヶ島に渡って釣りしたり、ボランティアしたり、
家でも学校でもできないこういった経験は人間性を豊かにし、想い出は人生の宝物となることでしょう。

 

と、のっけから話は脱線しましたが、2014年初釣りのレポです。

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1/20月曜日、深夜2時から今年の初釣りに出かけました。

京奈和自動車道の気温表示は-4℃!

今回は釣太郎スタッフMさんにご一緒させてもらいます。
最初はみなべに行く予定だったんですが、
直前にMさんから

「水に浸かるのいややから、日置に変更」

という連絡があり、行き先変更になりました。

日置川の三倉渡船着 6時。
お客さん2名だけしか来てないです。

6時15分くらいにM氏とお知り合いのタコさん、同じくスタッフHさん、そして船頭が到着。

合計6人で出船。

お一人がこの寒い中、川磯へ降りられる。
そして、もうお一方がセイダエモンへ。
ワニ島を予約していた方はどうやらドタキャンかな?

今回、タコさんが初めての沖磯だということでM先生が付き添うこととなりました。
沖の長島へ渡礁。
僕もM先生から指導を受けたかったのですが仕方がないです。
Hさんと僕が地の長島へ渡礁。

スタッフHさんとは多分、お会いするのは初めてですが、
とても気さくな方で、すぐに打ち解けることができました。
聞いてみると、年齢も一緒でした。

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Hさんは、北側のシモリへ遠投で攻めてました。こちら側は浅いです。

オヤジパワー全開で若者チームに負けないよう頑張ろう!
と盛り上がりました、僕だけかも・・・

ここでトラブル発生です。
なんと、エリネスの穂先をまたもや折ってしまいました。

実はさっき、M君と

「おきさん、接着剤持ってきました?」

「え、なんで??」

「竿良く折るでしょ~」

「・・・」

なんて会話したばっかりなのに。

よーし、このことは誰にも言わないでおこう(笑

準備が遅れてしまう。

なぜか、Hさんが僕の横で色々話しこんで釣りをしません。

「Hさん釣りしないの?」

「いや、一緒に始めようと思って」

ホントに気の良い方ですね。

「僕、事情があって遅くなるのでHさん先にはじめてください」

Hさん釣り開始。

ほどなく30くらいのグレ釣られてます。さすがです。

僕はインターラインの1号の竿に変更です。

ようやく実釣開始。

ロッド:1号インターライン
リール:2500番
道糸:2号 ハリス1.7号
ウキ G2  針5号
マキエ ボイル1.5kg と 生+アミエビ+配合2袋

Hさんから、釣り座はお好きなところへどうぞ、ということで
先端に入らせていただきました。

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水道をはさんで目の間に沖の長島。

潮は右から左へ。
白浜から串本方面へ流れる下り潮です。
風は北風が少しあり、時おり強く吹きつけます。
寒いので手がかじかむ。

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一投目からウキが沈みますが、素針。

足元でも食ってくるということで、ボイルを撒きます。
小さめのG2ウキ、固定2ヒロ、ハリス1.7号で針はテクノグレ5号。
竿2本前くらいのところで毎回、ウキは沈むのですが針にかかりません。
そのまま待っても掛からずエサがとられます。

少し糸を張り気味にして、ウキに反応が出た瞬間に素早く合わせますと
掛かりました。
25cmくらいのコッパ尾長でした。
リリース。

グレはいるようです。
が、掛けるのが難しい。
3,4枚釣りましたが、サイズアップがなりません。

見ていると、

沖の長島にいたMさん、タコさんが早すぎる磯替わりです。

日置の一級磯、ワニ島へ降りてます。
ちなみにMさん、既に今年3回目の日置です。

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弁当です。

船頭が磯替わり聞いてますが、もうここで心中することにします。
平八が空いてますが、そう変わらないかと。
また、Hさんとお話しながら食べます。
聞けば、みなべ磯によく行ってるとか。
鹿島丸でグレダービーが始まったようで賞金の現金10万円を狙っているようです。
ここは僕とWでオヤジパワーさく裂させとかなあかんのちゃいますか~
などと他愛もない会話を(笑

再開後、エサ取りがかなり湧いてきました。
トウゴロイワシの大量発生。
マキエを撒くと水面に波紋が広がります。
しかも、サイズが18cmくらいあってデカイ。
グレ針を号では、時々掛かってしまいます。
その下には、チョウチョウウオも見えます。

8時の満潮以降は次第に潮が動かなくなり波気もなくなってきました。

ここからは生+配合のマキエに変え、20m~30くらい沖のポイントを攻めます。
2ヒロ~3ヒロくらいで、たま~にコッパ。
○ボの危険を感じ始めたため、25くらいあるコッパはキープすることにします。

海はベタっとなりコッパの気配も全くなくなります。

昼を過ぎて日差しが強くなってきました。
気温がぐんぐん上昇し防寒スタイルでは暑いくらい。
たまらずインナー2枚を脱ぐ。

僕は集中力がなくなり、休憩しがちに。

2時すぎ、今日は何時までか聞くと、ラストは5時までも延長可能だということで、
Mさんに相談の上、今日はラストまで粘ってみることに。

3時を過ぎて南西からの風が吹き始めました。
潮も替わり、少し波気も出てきました。

ただ、潮と風の向きが逆になってやりづらいので、2B-2Bのウキ仕様(ツインフォース)に仕掛け変更。
この仕掛けはやや重くなりますが、強風でもなじませることができるので重宝してます。

仕掛け変えたところ、いきなり手元まで来る当たりが来たので良し!となりましたが、サンノジでした。

当たりが出始め

何投げか後に、27cm尾長ゲット。

25cm尾長ゲット。

しますが、マキエ全て使い切りそれまで。

16時半終了としました。

2014-01-20 16.49.54

地の長島は足元でも食ってくることもあるようです。

白浜方面30mくらいにシモリがありまして、Hさんは終始そちらを狙ってました。
多分、本日も朝はグレの気配もあったので、何とかやりようがあったと思います。

 

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地の長島の裏側。名前の通り地方寄りです。
ゴロタ石がごろごろしてます。
ここは夜釣りも面白いんじゃないでしょうか。

 

2014-01-20 16.49.41

 

北側にはワニ島 セイダエモンが見えてます。

 

2014-01-20 17.11.00

 

帰りです。ワニ島に船をつけるところ。

 

2014-01-20 17.10.12

 

水温は16度台でした。
釣果はMさんが持ち帰り4枚ほど30オーバーは2、3枚くらいやったかな? 本日、竿頭です。さすが。
タコさんが1枚 30くらいのやったかな。
Hさんが2枚 30くらいの1枚とコッパ
僕が3枚 25cm~27cmコッパ・・・

セイダエモンは1枚のみだったらしいですし、
なかなか渋い日だったのでしょうか。

 

ということで、残念ながら2014年初釣りは厳しい結果となってしまいました。
港でMさんに次は伊古木のセシマとか、口和深の沖磯とか、釣れてるところに行きたいと言うと

「誰でも釣れるところ行っても意味がない、釣れてないところで釣らんと!」

とたしなめられてしまいました。

(「しかし、そう言われますが、渡船で沖磯に渡り、グレ一級磯のワニ島へ移られたのは、やはりそこが他より釣れる磯だからではないですか!?」と気の弱い僕が言えるはずもありません。けど、少し言っちゃいました(笑)

少ししょげてる僕を見て心優しきMさんはグレ25~32cm の3枚をプレゼントしてくれ、愛車でブロロロ~ンと帰って行かれました。

 

2014-01-20 21.15.30
Mさんいつも親切にしていただきどうもありがとうございました。また、教えてくださいね。

帰りは眠気がしたので、印南で30分仮眠。
和歌山市に着くと雨が降り出しました。
帰宅は20時半。
帰ってざっと洗いものを済ませ、フラフラになりながら、尾長27cmを造りにしていただきたが、焼酎との相性抜群で最高のお味でした。