超一級磯ひとりじめ。和歌山 串本の一の島

釣れてない和歌山の沖磯

秋磯開幕だ、と言いたいところだけど、和歌山のグレは釣れてない・・・
水温も下がり、もう10月も中旬、涼しくなって朝晩は寒いくらいなのに・・
台風が頻発したり、時化が長く続いた影響もあるかもしれないが、依然として、黒潮大蛇行の影響が大きいのだと思う。
水温だけの問題ではなく、黒潮にのってやってくる魚とか、プランクトンなんかが、なくて海の中が本来の状態ではないのかも。知らんけど。

で、今回、10/18木曜日に沖磯に行く予定を急遽立てたけど、どこ行けばいいのか。迷うというより、候補がない。
困ったときの袋頼みということで、ここは串本 袋のかわばた渡船に電話をかけてみる。
串本 袋の沖磯は潮岬の西側に位置していて、和歌山の数ある渡船区でもトップクラスにグレの魚影が濃いエリアだ。
磯数は多くはないながら、磯を前もって電話で予約するシステムとなっている。
今回は前日の夕方に電話したので、余り磯になるかと思ってただけど、一の島が空いているというので、船つきで予約を入れた。(一の島は船着きか沖向きかに分かれる)
モムシ、モムシの子は予約済みであったが、最近はこちらの方が人気なのかな。
とにかく、これでボーズはなくなった。
しかし、釣果を見ると釣れてないのが気に掛かる。

前日、水曜の夜から入った。
釣太郎でエサ混ぜ。
生6kgに、集魚剤1袋にあとは米ヌカを大量配合。


5時半出船なので、当日朝4時に出発。
途中、日置IC手前でスマホをマンションに忘れたことに気づいた。
取りに戻るか激しく悩んだが、ギリギリになりそうなので、そのまま向かった。

出船~名礁 一の島へ

5時半出船。
船上で、常連らしき人から最近は一の島でも坊主があるかも、と聞き、不安がよぎる・・・
船長から今日は都合で14時までとの通達があった。(通常は15時)
船はモムシの子、モムシ、大床、ヒラバにつけ、僕の磯、一の島へ。


なんと、お一人様だった。
一の島に一人とは、平日でもなかなかないことだと思う。
釣れてないのと、磯釣り離れの影響か・・・

船着きを予約していたのだが、東からの風が強かったので、追い風でできる
沖向きで釣り座を構えた。

マキエを打たないでも、磯際にはシラコダイの大群が見える。
マキエを打つとシラコダイの下に木っ端がチラホラ見える。
潮はゆっくりあて潮気味。
スタートさせて、しばらくすると木っ端が掛かりだした。
ノーガンで浅い棚を攻めるが、木っ端のみだ。
00ウキ&ロングハリスでも沈まない。塩分濃度の濃い海だ。

1時間経って状況は変わらず、少々焦りを感じてきた。
木っ端の気配しかない。
まさか、釣れてないとはいえ一の島でボーズはさすがにダメージがでかい。

一の島は浅棚であまり細かいことを考えなくても釣れるイメージだが、
G5,G6ガン玉を打ち、遠投で中層あたりをさぐってみる。
仕掛けがなじみ、ゆっくりウキが沈んでいくところでPEラインがピンと張った。
合わせると確かな手ごたえ!
そしてシャープな引きで、ほぼ確信する。グレだ。
元気な35オーバーの口太グレだった。
このサイズのグレを見たのは久々だったので感激した。

ここから連荘モードに入るのかと思いきや、続かない。
エサも入れていくと残ってくることが多い。
で、どこからともなくボラが出現しあれよという間にメチャクチャ増えてきた。
磯際は相変わらずシラコダイの大群と、その下に一の島名物の巨大なイスズミの群れ。
40cmから大きいので60cm近くありそうなのが浅棚まで浮き上がってきた。

ボラはかなりの大群で、撒き餌を投げるとボイルして水面が盛り上がるくらい。
あれだけいると、なかなかグレは浮き上がってこないだろう。
マキエをずらして、深い棚で合うように心がける。

わすれた頃にポツリとグレを追加。
ただ、釣れるグレは口太で35cm位のサイズだ。

2枚釣ったところで弁当船がきた。
弁当船には磯替わりの人が乗っていた、聞くと、モムシはシマアジが湧いていて釣りにならないという。
チョッポリに磯替わりされた。

一の島 かわばた渡船の弁当はペットボトルのお茶つき。
ご飯もパンパンに詰まっていて、ボリュームもある。

弁当後も同じ、遠投で2ヒロ半~4ヒロあたりをさぐっていく釣りを続けた。
連ちゃんできないが、ポツリポツリと追加した。
釣れてくるのは、35cm位が多かった。

25m先くらいがねらい目

ただ、11時を超える頃に潮が白浜方面に流れるようになってからはサッパリだった。
12時ごろにはあきらめモードに。
場所を変えてみるかと、船着きに移動したが、15分ほど撒き餌をまいてもえさとられないし、魚も見えないのであきらめて、沖向きへ戻った。
ラストスパートはとにかく手返しよく頑張ってみたがダメだった。
少々早いが、13時20分終了。

14時までのはずだが、船は13時35分には迎えにきた。
沖の方から迎えに来るので一の島は一番早いのだが・・・
前々から思っていたが、ここの渡船は迎えに来るのが早い。
港から沖磯は、結構離れていて20分くらいかかるので早く来るようにしているのだろうか。

船で釣果を聞くとみなさん厳しい感じ。木っ端やシマアジが多かったようだ。
チョッポリにうつった常連の人は4枚釣られていたが、本来の調子なら10枚くらい釣れる磯だろうと思う。

かくゆう僕は6枚の釣果。
30cmくらいの尾長、口太は35~37cmくらいのサイズが揃った。
前回、2年前に一の島にのった時は15枚釣れたので、今回も10枚は釣りたかったが、アイデアが出なかった。
朝のポツリと釣れていた時間にライントラブルなどがあってもたついたのが痛い。

ということで、二度とないかもしれない一の島独占釣行は、イマイチの釣果に終わってしまった。
お土産としては十分なんだけどね。

さて、次回はどうするか。
枯木灘の方にでも行ってみるか。

本日のタックル

ロッド SHIMANO(シマノ) ロッド ベイシス 1.2号 500
(amazon販売ページ)
リールシマノ リール 14 BB-X ハイパーフォース C1700DXG
(amazon販売ページ)
ライン
(道糸) 
よつあみ(YGK) PEライン オードラゴン 150m 0.8号 ウグイスグリーン
(amazon販売ページ)
ハリス 東レ(TORAY) ハリス スーパーL・EX 1.5号
(amazon販売ページ)
フカセウキ アウラ AURA マスター アールエックス00号
(amazon販売ページ)
グレ針 ヤイバフカセ遠投モード(白)
(メーカーページにリンク)

↓ 家でさばく前のグレの釣果の動画。












投稿者: おき

おき、といいます。1972年生まれ、和歌山県橋本市在住。 自営業です。 フカセ釣り、グレ釣り、をみなべ~白浜周辺の沖磯、地磯でやってます。 経験も浅く腕はありません。 釣りを通じてみなさんとの交流できたらと思いブログをしています。

「超一級磯ひとりじめ。和歌山 串本の一の島」への4件のフィードバック

  1. さすが、一級磯ですね。

    餌取りをかわしてしっかり釣られてるのも流石です。

    1. ここで釣れないともう行くとこがないw
      水温下がってしまうと今年も釣れなくなりそうなので、今のうちに釣っておきます。

  2. こんにちは。
    弁当船までにキープ出来ると気が楽ですな。
    ポテンシャルが高くても潮が逆になるとダメですもんね~
    当日は、前半勝負って感じでしょうか?

    1. 毎度です。
      前回は14時くらいにも時合あったんですが、この日は実質13時過ぎまでだったので、前半勝負でした。
      色々気象もおかしいし、黒潮大蛇行も続いてるので例年とは違うような気がしますねぇ。
      また釣れ出すと思いますが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください