マキエ杓を自作した (フカセ釣り遠投用)

5月に入ってしまいました。
先週の土日は良い天気でしたね。

僕はもちろん、釣り!・・・ではなく、
家に引きこもっておりました。

嫁ちゃんからの指令で、洗面所のリフォームをしておりました。
築25年以上経つと、あちこち修理しないといけないのでなかなか大変です。

 

 

 

洗面所 リフォーム前

こんな感じの洗面所でした。

洗面台を撤去し、

壁紙を全部剥いで、

壁には漆喰を塗り、

床は竹のフローリングを張り、

新しい洗面台を入れました。

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漆喰塗りは、もう何度かやってますので、割合慣れてるんです。
家族にも手伝ってもらいながら楽しくやりました。

竹のフローリングを張っている

しかし、

フローリング施工は、慣れてません。
丸のこも持ってないので、のこぎりでやりました。
朝から晩までかかって、泣きながらのこぎりを引いてました。

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これ、ヤフーショッピングで7000円で買った竹のフローリングです。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/takemiyabi/fl-001.html
ここで買いましたが他にはない激安です。ものはしっかりしてましたし、質感もGOOD。

 

イケアの洗面台

イケアの洗面台です。
オプションの脚をつけたら外国人仕様なのか高すぎました。
なので、急遽、ケイヨーデイツーで10cmくらいの木製の脚を買ってつけ変えました。
少し僕にとっては低いくらいですが、ウチは小さいのが多いのでちょうどいいんです。

 

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しかし、この鏡、デカすぎる。
これもスウェーデン仕様なのか。。(イケアはスウェーデンの会社です)

 

で、リフォームブログになってしまってますが、ここでようやく本題です。

 

 

マキエ杓の自作の件!

 

マキエ杓を自作しようと思った理由

フカセ釣りでは、マキエ杓は重要だと言われます。
「竿は何でも釣れるが、マキエ杓が悪いと釣れない!」ってなことが書いてあるサイトもあるくらいです。
僕も、度々ブログでも書いてますが遠投など含めてマキエワークは苦手でして、修行中です。
マキエ杓はダイワの75cmのプラスチックカップの安いのを使ってました。

コントロールが悪いのは別に杓が悪いわけではないと思いますが、やっぱりチタンカップを使ってみたいなと思ってました。

たまたま、金曜日に釣り具屋を探索していた時に、チタンのカップが1800円で売ってるを見かけてまして、
突発的に「作ってみようかな」と思い立ちました。深い理由はありません(笑
この連休リフォームで釣りに行けないなら、ついでに作ってしまおうか、ってな感じです。

 

マキエ杓の材料

チタンカップ⇒ベルモント 1800円くらい
シャフト⇒使わなくなった古いインターライン竿の2番部分
杓の柄⇒自宅に生えていて失敗して枯らしてしまった木の幹の部分

 

マキエ杓の作り方

1 使わない竿の2号部分をちょうどいい長さにカット(80cmくらい)

2 チタンカップとカットした竿を、エボキシ二液のセメダインで接着。

チタンカップ

 

3 柄に使う木(直径3cmくらい)を適当な長さ(20cmくらい)にのこぎりで切り出す。

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4 柄の中心にドリルで穴をあける。(8mmくらいの穴)

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5 柄を使いやすい手になじむような形に整える。
ディスクサンダーを使い適当に。

6 柄を、さきほどのカップと竿に、エボキシ二液のセメダインで接着。

7 接着したら、にぎにぎしたり、にやにやしたり、ビュンビュン家の中で振り回したり
して、家族に迷惑な顔をされながら、問題ないかをチェック。
もう少しここで、柄の部分を削り、形を整える。

8 油性ニスを適当に塗ってできあがり。(一度しか塗ってないが、二度塗りくらいしようとおもっている。)

 

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おき作  「余裕しゃくしゃく 第一号」

全長 77cm

重さ 割と軽い

カップ チタン

柄  自宅に生えていたまだ若い木だが、何の木か不明

シャフト インターライン竿の2号部分

 

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正直、見た目もイマイチで雑な仕上がりですが、芸術品ではないので、実用重視です。

 

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人間工学に基づいてはいませんが、握りやすい柄

 

 

製作後の感想

チタンカップの杓を買っても実売で5,6000円くらいのものだと思いますので、買った方が早いし楽です。

けど、フカセ釣りの道具の中では、この杓は重要な道具ながら、作るのは結構、簡単です。

乾かす時間抜いたら、何時間もかかりません。基本は3つのパーツをくっつけるだけです。

 

それと、なんでもそうですが、自分で作ったものって頬ずりしたいほど愛着湧きますので、それが一番メリットかもしれません。

世界でひとつだけ、自分だけの杓。

釣行できない時の、なぐさめとして作られてみてはいかがでしょうか。

 

使いたくてしょーがないです。

仕事も詰まっていて釣行予定立たないんですが、

GWの後半一回、行きたいなあ。

南紀へ。

 

投稿者: おき

おき、といいます。1972年生まれ、和歌山県橋本市在住。 自営業です。 フカセ釣り、グレ釣り、をみなべ~白浜周辺の沖磯、地磯でやってます。 経験も浅く腕はありません。 釣りを通じてみなさんとの交流できたらと思いブログをしています。

「マキエ杓を自作した (フカセ釣り遠投用)」への7件のフィードバック

  1. まいど~ GWはDIY週間ですね。
    洗面所をDIYできるとは考えてもみませんでした。今度やってみようかな?

    シャクを手作り・・・
    かなりハマっている感がありますね~
    私も作りましたが(笑)
    インターラインの2番って硬さはどれ位なんでしょう?
    柔らか目が好きなzakiでした。

    1. zakiさんこんちは~。

      自作されましたか、釣り具を手づくりするというのは、かなりハマっているという証拠ですね(笑
      インターラインは2号の2番で結構、硬いです。
      僕は硬い方が好きなのですが、手首にはよくないかもしれませんね。。

      洗面所は是非やってみてください。
      点数アップですよ(笑
      ウチは、壁紙にカビが生えていて、ヤバい状況だったのでやりました。

  2. 洗面台&杓の作成、ご苦労様でした。
    おきさん、ほんと器用ですよね。感心します。
    両方とも上手く仕上げてバッチリです。

    杓はフカセの重要な役割をするので肝心ですよね。
    1日何十回、何百回と振りますし腕の疲労も全然
    違うので、おきさんの手首の事を考えると大切
    だと思います。

    チタンカップに替えるとマキエコントロールとマキエ
    離れが俄然、変わるのでマキエをするのが楽しく
    なると思います。使うのが楽しみですよね。

    人それぞれの考えですが釣り道具で肝心な物を三つ
    選べと言われれば僕の場合は(竿・道糸・杓)
    ですかねぇ。最小限度この3つだけいい物があれば
    極端な話後は何とかなるような・・・?

    リール・ウキ・ハリス・ハリはそんなにいい物は
    いらないような気がするのです。一番ハリに拘り
    神経を使われ重要視される方が多いですよね。

    魚との一番の接点ですから肝心なのは解るのですが
    まずは魚を掛けるヒット率に重要視した方が魚を
    取り込める確率も高いように感じます。

    マキエを自由自在にコントロール出来る道具
    掛けた魚を自由自在に浮かせる道具
    潮筋からは離れる事無く馴染みのいい道具

    贅沢を言えば全て肝心だし必要ですけど3つだけと
    言われれば(竿・道糸・杓)だけはいい物を選ぶと
    思います。

    あっ!そうそう次はウキ作りに懲りだすと病気パート2になるので、おきさんは気をつけましょう(笑)

    さぞかし釣りに行きたいと思いますが辛抱して
    お仕事、頑張ってくださいませ。

    1. まささん、こんにちは。
      お褒めいただいてありがとうございます。
      けど、写真に写らない実は細かいところは粗くて、汚いんですよ~

      勺はホント、一日に何百回と振り回す道具ですよね。
      マキエコントロールが悪い僕は、ポイントをメチャクチャにする恐れがあるので、やはり重要ですよね。
      チタンはやはり違うみたいですね!良かった。
      早くためしたいものです。

      道具で重要なもののお話、興味深くて勉強になります。
      重要なものは経験浅いながら、まささんに同意です。
      道糸なんかくせついてたり、しなやかさがないと仕掛けをコントロールできずイライラします。

      リール、ウキ、ハリスはあまりこだわりないですし。
      リールも機能があれば便利というだけで、上位機種だから釣れるというわけではないかなと。
      ウキは、上物ではこだわりある方多いようですが、僕は1000円程度のしか買えません。。
      釣研のフカセどんぐりEXか、AURAのV-REX。
      艶消し全色塗装で遠投できる重量があって、シンプルなのが気に入ってこればっかりです。
      同じもの使い込んでいくのがいいのかなあとか、考えてます。

      ウキ作りは、実はしたことあります(笑
      けど、これは各号数をそろえようとすると、非常に面倒ですね・・・
      重さもシビアに測ったりしないといけないし、塗装、コーティングに時間と手間がかかりすぎます。
      旋盤とか道具も揃えないと作業捗らないので、試作1個で挫折しました。

      ああ、釣りに行きたい!!

  3. ホンマ職人か!20年程前事情があって時間タップリあった頃自作浮きに懲りました。200個程作ったかな。イラチなせいか塗装が乾くの待つのがガマン出来ず最後の仕上げでよく失敗しました。面相筆でイラストを書いたりして遊んだものです。電気ドリルがあればオキさんのように器用ならあとはナントカできますよ。浮きの中心にいれる鉄棒も替えドライバーの芯で代用できますし、難しいのは浮力調整と塗装でした。今はワゴンの190円の浮き使ってます。あと磯釣スペシャルも創刊号から5年程買ってました。人それぞれあるなあと感じたけど結局「それ魚に聞いたんか」って思い、能書き講釈は読まなくなりましたな。

    1. こんばんは~。
      200個ってすごい。。
      ボスも相当ハマってたんですね。
      ウキってホント塗装とか浮力調整とか工程多くて、取り掛かるのになかなか気合入ります。
      ただ、作ってみたら、ああこんなもんだったのかと色々気づく点もありそうな感じはしました。

      190円のウキでも渋くて釣れない中でも魚引き出されるのは、そういった経験もあるからなのでしょうか。
      磯釣りスペシャルってのもすごいですね。ほとんど内容はフカセであれだけ記事作るんだから。
      ただ、毎号毎号、隅まで読んでるとちょっと辟易しそうな感じはしてます。
      もうええわ~、適当に楽しもう!って(笑
      理詰めできますが、釣りって自然相手で結構アバウトでもええところがあるんちゃうかなって思ったりもしてます。

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