南紀勝浦で磯釣り 清丸渡船利用

4/19の土曜日、那智勝浦にしつこく!グレ釣りに行ってきました。
串本にするか迷ったんですが、5月のグレ釣り大会が
勝浦で行われるので一度、どんなとこか行ってみたかったことと、
勝浦の方が串本よりは距離は近い、ということで勝浦にしました。

土曜日は南からの波が高い予報です。
前日、清丸渡船さんに連絡すると

「沖は無理やろな~湾内やったら出せるわ」

大会の練習も兼ねて行くことを伝えると

「大会やったら湾内使うこと多いし、ポイントとか釣り方も教えるから来たらええ」

 

 

 

那智勝浦までのルート

橋本市から那智勝浦へのルート

この地図をご覧ください。
僕の住む橋本市から那智勝浦町までのルートです。

  • 十津川から新宮ルート 146km
  • 大台越えルート 160km
  • 和歌山阪和道ルート 214km

遠い、、、

んですが、いつも行ってる白浜までも140kmくらいあるんで距離は実はあまり変わないんです。

ただ、十津川から新宮ルートは距離は最短で168号線を通りますが、エサ屋さんがない。。
ので、大台越えルートで行きました。三重県の熊野市に抜ける道です。

和歌山県内の移動なのに、和歌山⇒奈良⇒三重⇒和歌山という三県を経由しないといけない(笑

 

橋本市の自宅発から出船まで

夜中の12時半出発。
途中、鹿2頭に遭遇。

途中、フィッシングモリモトへ。
予約していたオキアミ生2枚、Mサイズを受け取るはずが、

森本氏

「ごめん、Mなかってん。Lでええかな~、この辺、ボイル頼む人ばっかりやから・・・」

その替わり1枚は、古いのでサービスとのこと。

どうせ潰すのでOKです。かえってラッキーです!
配合2袋とサシエボイルブロックも購入。

大会出ることを話すと

「大会やったら3枚は持っていった方がええよ」

グレ釣り用のエサ V9 遠投フカセ

 

また、エサを混ぜながら色々お話していると

「最近は磯釣り人口も少なくなってな~」

「尾鷲に道路できて、こっち通る人も少なくなって商売あがったりや~」

と深夜に話が暗い方向になってしまいました。

 

途中、オークワでパン、飲み物を買い、勝浦の清丸渡船さん到着が3時すぎ。
誰もいません、焼酎お湯割りを飲んで就寝。

4:45頃、起床。
車は僕の他には1台のみ。
事務所にはおかみさんがいたので、乗船名簿を記入し弁当の時間、回収時間等を聞く。

もうお一方は、八釣会という釣りクラブの方。
僕より年上だと思いますが、とても親切な方で同礁もさせていただき勝浦の磯のこと、
男女群島の釣りのことなど色々教えていただきました。

船頭現れ、出船5:30すぎ。
なんだか少し悪役商会のボスみたいな雰囲気が(笑
結局、フカセは2人で、あと数名はイカ釣りの方のみ。

2014-04-19 05.33.21

 

まずは湾内磯でイカ釣りの方をおろし、八釣会の方の希望で沖へ行ってみますが
、波があって船が大きく上下に揺れる状態で断念。

2014-04-19 05.49.14

 

湾内に戻り、伝五郎という磯へ。

船からマイクで船頭が
竿2、3本先でなんちゃらかんちゃらと、レクチャーしてくれてます。
後から八釣会の方にも色々、教えていただきました。
大会でもよく使われる磯だそうです。

2014-04-19 06.02.58

八釣会の方は船着きで出されるということです。
沖向きもできるということで、僕は3mくらいの岩山をよじ登って沖の方のポイントへ。
水深があり、潮が上っていると深い棚で真鯛もあたってくるらしい。

 

那智勝浦の湾内磯  伝五郎で釣り開始!

2014-04-19 07.22.12

 

☆本日のタックル・仕掛け・エサ

竿:がまかつ エリネス1.25号
リール:デスピナ2500D
道糸:2号 (シマノBB-X)
ハリス:1.7⇒1.5号
ウキ:0~2B
針:がまかつテクノグレ 4号~7号

撒き餌:生オキアミM×2に配合剤(V9+遠投フカセTR)
つけ餌:ボイル

☆本日の潮 (紀伊勝浦)

中潮 満潮 7:27 干潮 14:15

 

ウキG2、ハリス1.7、針は6号でスタート。

2014-04-19 06.02.45

那智勝浦は和歌山の中でもロケーションは最高です!

 

湾内は波も大したことありません。風は、少し南東から。
足元から仕掛けを入れると、ゆっくりと沖の方へ流れていきます。
2ヒロでエサが残ってくるので3ヒロへすると、早速釣れたのは手のひらサイズのコッパです。
7~8投げくらいに1回釣れます。
最初、ウキにゆらゆらと反応があり、そこで糸を少し張ってやるとググンと引っ張られる感じです。
沖目20m~30m付近を狙うも25cmくらいがたまに釣れる程度で、コッパばかりです。

2014-04-19 07.22.05

 

今日は45cmのキーパーバッカン持参してきたので、
25cmくらいの2、3枚をキーパーバッカンで生かしておきます。

満潮時を超えても変わらずこの状態が続きます。
同礁の方へ様子を聞きますが、同じような感じで
針は4号くらいにしないと掛からないということでした。

 

2014-04-19 09.22.46

 

ここで弁当です。
ボリューム満点の弁当でした。
味もまあまあ美味しかったです。
しかし、弁当船の時も船頭がマイクで
うるさいくらいにレクチャーしてくださりました(笑
僕が大会に出ると行ったからか。
「沖向きじゃなく、裏のシモリを狙え」との指示ですが、
沖向きでなんだか釣れそうなので、変わりませんでした。

弁当後、僕も真似して4号針にしてみますが、

そんな時

いきなりウキが消し込み、道糸がバチバチっと走る当たりが!!

思わず大合わせすると、すっぽ抜け~

同じような現象が2回起きたので、4号針⇒6号へ変更。

10時すぎるくらい、少しサイズアップし、

27cm~31cmくらいのがポツリポツリと当たってきます。

尾長も交じりで、わりと引きが強くて楽しめます。

 

 

「久しぶりに魚を釣っている気がするじゃないか!」

 

2014-04-19 09.22.53

 

いつもはお昼ごろは集中力がなくなりダレてくるのですが、
今日は楽しめてます。
遠投で釣ると「釣ったった!」という実感があります。

30m以上で沖向きの3ヒロ半くらいだったら、大体どこでも良い感じ。
風が真正面なのであまり遠くまで投げられませんが、足場が高いのでやりやすい。
コッパのエサ取りやイワシが湧いているので少しづつ足元にマキエを撒き続けて
沖には出ていかないよう意識してやってみました。
(トーナメンターになったつもりで・・・)

潮は下りに変わってます。
沖向きの釣り座は、当て潮になりやりづらい。
当たりも少なくなりますが、風に逆らうよう遠投を頑張ります。

2014-04-19 12.19.56

グレ31cm

 

ただ、マキエワークはやっぱり遠投が苦手です。
コントロールに難があります。

カップ一杯のマキエを遠投し、マキエの落下点より沖へ仕掛けを投げて
リールを巻いてマキエに合わすことで、なんとか同調させようと努力をしました。

 

2014-04-19 16.05.52

30cmくらいかな。

 

こういった感じで終日やりました。
船頭おすすめの裏でも少しだけやってみましたが、当たりないのですぐあきらめ元の釣り座へ。
なんとかデカイの一発、と願ってましたが、サイズアップは結局なりませんでした・・・
昼からは凪状態。
沖へ行こうと思えば行けそうな感じですが、今日は見回りもなかったような。。

伝五郎という磯の周りですが、観光船、ホエールウォッチング?”くじら号”が通ります
結構、何度も通るので、その度に船が通ったあとの波が来るのがちょっとうっとうしいかも。
ただ、たまたま、僕が竿を曲げている時に通ったんですが、「わあ~」という歓声がちらっと聞こえたような。
小さいサイズなのに、なんだか、少し鼻高々な気分がしてしまった僕でした(笑

16時半終了。

生かしていたグレの中から28cm以上だけ絞めてお持ち帰り。
17時少し前に船が来まして帰港。

船頭に十津川経由だとエサ屋さんがないので、困るなあという話をしたら、

「生もボイルもあるから、電話して配合だけ持ってきたらええ」

ということでした。
ぶっきら棒で少し怖い感じの船頭ですが、怖い人ではないようです(笑

 

2014-04-19 17.14.38

勝浦での釣果 28cm~31cm 7枚

この時期くらいまではクーラー持っていきません。海水張ったバッカンにそのまま氷を入れて持ち帰り。
サイズは小さいのばかりですが、久々に魚釣りを楽しました。

勝浦は景観も美しく、湾内でも結構、数釣り楽しめそうです。
17時までできるし、ここは、お気に入りになるかも!?
(一緒に行ける方、ご一緒しましょう。高速代いらないし、同乗で割り勘だと釣行費用も抑えられます。)

で、帰りは試しに168号線十津川経由で帰ってみました。
十津川で温泉入ろうかなと思いましたが、やっぱり早く帰りたくなりやめました。
十津川までは道が良くて楽なんですが、そこから五條までの区間にはクネクネの山道も結構あります。
運転は大台越えの方が楽かなと思いました。
20時すぎ帰宅。

 

コメント

  1. 斑猫 より:

    勝浦はええ感じの磯ですね。
    でも、遠いですwww
    大台越えは行ったことないですが、十津川ルートは山道が大変でしょ。とくに夜は大変だった想い出があります。
    大会へのいい練習になったようですので、本番に期待ですね。

    • おき より:

      おはようございます。

      勝浦、ちょっと和歌山でも雰囲気違いますね。
      ええ感じです。

      十津川ルートは数年前と比べても道はかなり良くなってますが、それでも、山道くねくねありますので、大台の方が距離あっても楽です。

      大会の練習というよりグレが釣れて楽しかったですヨ。

  2. zaki より:

    こんばんは。 ロケーションは、みなべ付近とかなりちがいますね。海水の色も違いましたでしょうか。
    爆釣とはいかないが、釣りに来てる!って感じが羨まし~
    ご一緒したいと思いますが、泉州からなので橋本まで1時間プラス3時間かぁ…

    • おき より:

      zakiさん、おはようございます。

      海の色はよくわからなかったですが、景観は最高ですよ。
      さすが大会行われるだけあってエリアが広大です。
      木っ端釣りになりましたが、ここのグレは結構、引きが強くて面白かったです。
      これからは、どの磯でも30くらいのグレなら釣れるそうですよ!
      また、単独の時はお声掛けしますので、ぜひ、一度くらい!

  3. デ・ニーロ より:

    勝浦釣行、お疲れ様でした。

    勝浦は、沖の山成周辺は離島のような雰囲気を味わえ良型の尾長も狙えるし、オジャウラ周辺も荒磯の雰囲気がいいですよ。

    で、湾内ですが和歌山で一番グレの魚影が濃いと思います。
    大抵、手のひらサイズのコッパが数釣れて、手返し勝負でサイズアップを狙うポイントになります。
    6枚目の画像にある鶴島以外は、勝浦は基本浅タナ狙いになります。

    あと、勝浦は基本見回りは1回です。
    船頭は自分自身が釣り好きで、どの磯も熟知しており、知らないと思われる人には親切心で教えています。

    大会頑張ってください。

    • おき より:

      デ・ニーロさんおはようございます。

      勝浦情報ありがとうございます。
      沖の方は、磯の雰囲気がちょっと違っていて、ちょっと興奮しました!

      サイズアップ、、なりませんでして残念でしたけど、おっしゃるように魚影が濃くて面白かったです。
      手返し勝負!なんですね。
      磯の上ではモタモタしがちな僕ですが、もう1回くらい勝浦行って手返しを意識して、修行したいと思います。
      釣れるから楽しいです。沖にも行ってみたいですが。。

      見回りは1回なんですね。
      最初、事務所でおかみさんに見回りのこと聞いたら
      「ヒジキの漁が~で忙しいのであまり見回れない」
      ということは聞いてました。
      船頭と、同礁の方も話し好きで、終わってからもいろいろ教えてくれました。ありがたいです。

      大会はワクワク感がたまりませんね。
      楽しんできます!

  4. cha-gure より:

    おきさん こんにちは。

    早速リハーサルですね・・・大会のご健闘をお祈りいたします。

    「二段重ねのお弁当」すごいボリュームですよね、でも素晴らしいロケーションの下では、いっちゃいますもんね・・・

    沖磯もムズイですよぉ! コッパはイヤッちゅう程食ってきますけどもね。

    • おき より:

      こんにちは。

      ありがとうございます。
      大会を口実に行ってきましたが、やっぱり沖磯に行ってみたいです。
      次回はサイズアップを課題に。
      弁当はご飯がボリュームあって食えるかな~と思いましたが、ペロッといっちゃいました。

  5. まさ より:

    おきさん、お疲れ様でした。

    ついに勝浦まで行っちゃいましたか(笑)
    ご苦労様です。

    八釣会は山元八郎さんのクラブです。
    山元さんに憧れ熱きトーナメンターを目指す方が
    多いクラブです。

    南紀の大グレキラー藤原さんもクラブの大会で
    勝浦によく来られますよ。

    勝浦のロケーションも独特なので、初めての
    おきさんは、さぞかし感動したでしょうね。
    沖に行けなかったのが少々、残念でしたが
    次回のお楽しみと言う事で・・・

    冬の北西に強い場所なので今年の冬も是非、行って
    みてください。

    5月の大会であればコッパ入れ食い状態になるので
    デ・ニーロさんが言われるとおり手返し重視の勝負に
    なるので少しでもキープサイズを確保するために
    手返しの練習、頑張ってくださいね。

    南部あたりから、どんどん奥へ奥へ、おきさん
    南下され、とうとう大会まで出られていますが
    それは病気の前触れですよ・・ヤバイ(笑)

    • おき より:

      まささん、こんにちは。

      遂に、和歌山のはじっこまで行ってしまいました。
      やる気のあるグレ君達が多いので、面白かったです。
      ウキが沈み、ググンと乗った時の快感が忘れられないです。

      沖の荒磯は船に揺られながら眺めただけですが、見とれてしまいました。
      とても魅力的なフィールドなので、できるだけ通いたいです。

      磯釣りも、想像以上に色々な釣りクラブがあり、覚えきれませんね。
      やはりクラブに入ると刺激を受け上達も早いんでしょうね。

      僕、ヤバいでしょうか。
      まささんに言われると、なんだか急に怖くなってきました(笑
      自分を見失なわないように今後もアドバイスください。

  6. 末ちゃん より:

    こんちゃ。お疲れ様です。
    大会は5匹の総重量、キーパーサイズなしだと思います。できまるので手返しがカギになるのと約6~7時間の釣りで3時間くらいで場所替えになります。
    入賞は大体1つの船単位で計算10人乗れば上位2~3人が予選クリアになります。連休1度都合が合えば予行練習へご一緒にいきたいですね。今回位の釣果だと結構入賞ありですね。たまに不正もありますけど、、、、、沖さんの今回のルートだといろんなところいけますよ^^。新宮なんかもご一緒してみたいですね。

    • おき より:

      こんにちは。

      ちょっと先走って行ってきました(笑

      情報ありがとうございます。
      この日は木っ端とイワシが少し湧いてました。
      5月になると、また多くなるかもですね。
      ただ、グレも小さいながらどの磯でも平均して釣れるようです。
      サイズアップが鍵ですね!
      時間合えば事前にご一緒しましょう。

      大台越えルートだと、尾鷲方面いくらでも磯ありますね。
      ただ、三重の方は、時間が短くて渡船代も高かったので、勝浦の方がお得感があります。

  7. デ・ニーロ より:

    ちなみにですが、

    あの大会は10匹の総重量で、例えば1船30人乗船すれば、1~10番の中のトップ、11~20番のトップ、21~30番のトップが勝ち抜きとなります。(磯による不公平感を少しでもなくすために)
    で、たいてい2船を出すと思います。

    場所交代は、1つの磯に2人乗れば制限時間の半分、3人乗れば3分の1で交代です。

    友達が役員しているので、ぜひ参加してあげてください。

    • おき より:

      デ・ニーロさん詳細情報ありがとうございます。

      10人中1人くらいなんですね。
      僕にとっては非常に狭き門です。
      とにかく、独りだけ検量なしとかで、参加しなけりゃ良かったとならないようにマキエ撒きまくってきます。

      お友達が役員されているんですね。
      できましたら、裏からなんとか手を回していただいて・・・
      いえ、正々堂々とやってきます!!

  8. デ・ニーロ より:

    あくまでも10人は例えなんで、詳細は当日に発表があると思います。

    説明ベタでスミマセン。

    当日、頑張ってください。

    • おき より:

      いえいえ、私の理解力が・・・

      参加人数とかによって変わるんでしょうね。
      ありがとうございます。

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