映画「うまれる」「ずっと、いっしょ。」2本続けて観たけど・・・


シマノJCの関西B大会をキャンセルして、家族と映画を観てきた。

自主上映会みたいな形で公開されていて、今回は泉南イオンの2Fホールにて開催。
子供連れでも見れるように客席の横にはキッズスペースが完備されていた。
おもちゃもたくさん用意されていて子供たちはそこで遊ばせながら大人は横で鑑賞できる。
さらに、上映前には輪投げとかでお菓子がもらえたり、スタッフの方が一緒に遊んでくれたりと、子供3人いるウチにとっては至れり尽くせりの環境だ。

映画「うまれる」 http://www.umareru.jp/umareru/

 

両親の不仲や虐待の経験から親になることに戸惑う夫婦、
出産予定日に我が子を失った夫婦、
子どもを望んだものの授からない人生を受け入れた夫婦、
完治しない障害(18トリソミー)を持つ子を育てる夫婦、

と命を見つめる4組の夫婦が登場し、妊娠・出産だけでなく、流産・死産、不妊、障害、「子供が親を選ぶ」という胎内記憶など『うまれる』ということを、幅広く捉える事で、出産だけではなく、親子関係やパートナーシップ、そして生きるという事を考える・感じる内容になっております。

また、監督やナレーター(元祖イクメン・タレントつるの剛士)などメイン・スタッフに男性が多く関わっている事もあり、「妊娠・出産・育児における男性の様子」にも焦点が当てられており、「イクメンになりたいけど、どうしたらいいか分からない!」という男性にも共感できる映画になっています。

「うまれる」公式サイトより

最後まで見終えて、結局、僕の中で何もまとまらないまま中途半端に終わった。

最初の「両親の不仲や虐待の経験から親になることに戸惑う夫婦」については、どこにでもいる夫婦の出産までをとりあげたという感じ。
虐待の経験・・・ここが焦点だと思うのだけど、深く切り込まれることもなかった。
撮る側が、この夫婦の突っ込んだ部分まで踏み込めてなかった、引き出せなかったのかな、と思う。

それは
・出産予定日に我が子を失った夫婦、
・子どもを望んだものの授からない人生を受け入れた夫婦
・完治しない障害(18トリソミー)を持つ子を育てる夫婦
も似たような印象を受けた。
比較的、キレイなところばかり撮っている印象。
まあ、映画のカメラを向けられて、わざわざ葛藤とか苦悩とかそんな部分を見せることのできる人はいないので仕方ないのかもしれないけど・・・

ただ、完治しない障害(18トリソミー)を持つ子を育てる夫婦については、映画関係なしで、素晴らしい家族だろうと思う。
映画にうつらない部分では大変な苦労があるんだろう。
いつ死ぬかわからない病気をもって生まれてきた子。
この家族だけで一本の映画にした方が良かったのではないか。

妻と長男は号泣していたので、僕は感想を言えなかったけども(笑

で、

で、

昼ごはんを挟んで
次は、

映画「ずっと、いっしょ。」 http://www.umareru.jp/

妻はこっちの方が観たかった!というので、仕方なく一日に2本目・・・
こちらもドキュメンタリーで同じ監督による第2作目になるのかな。

・血のつながりのない家族
・愛する人に先立たれる家族
・死と向き合う毎日を生きる家族

「死と向き合う毎日を生きる家族」は前作の「完治しない障害(18トリソミー)を持つ子を育てる夫婦」と同じ家族、つまり続編になる。

「血のつながりのない家族」
については僕は似たような経験をしてきているので、共感できるかなと思ったが・・・
そうはならなかった。
パパはやたら明るくて、優等生だ。
テレビカメラを意識しているような場面が多くて入り込めなかった。
特に息子に自分の子でないと告知するところ。
映画のために、わざと手紙にして話したんではないかと思ってしまう。
本音のところ、例えば、血がつながらないことでの葛藤なんかがあったとしても・・・撮れないよな。
映画になって残ってしまうんだし。

「愛する人に先立たれる家族」
については、うちの両親も同じような状況だったんだけども・・・
これも優等生の夫婦の姿というか、「素晴らしい夫婦だったんですね」で終わってしまう。
これなら、ウチの両親を映画にした方が面白い。
父の愛人が出て来たり、母が詐欺にあったり、新興宗教に入ってしまったりと、ドキュメンタリーながらすごいストーリーになると思うよ(笑
夫婦とは家族とは何なのかと観る人に突きつける内容になると思う。

ということで、僕の感想としては映画としてはまとまりも深みもなくイマイチということになる。
妻と長男の反応を見ていると、僕がひねくれ者なだけなんだろう。

主催の大阪府里親支援機関の方、スタッフの方々は子供たちの相手をしてくださり、ゆっくり映画を鑑賞できました。感謝しております。ありがとうございます。