近畿の釣行紀・釣果速報・ブログランキング1位から50位はこちら |
磯釣り師の釣行紀・ブログランキングはこちら |
さてさて、今年一番の見せ場を作るべく
三連休を利用してロングラン釣行を計画をしました。
★11日金曜の夕方から夜釣り
★12日土曜も朝からぶっとおしで、昼休憩しそのまま夜釣り
★13日日曜日はどっかの渡船に乗って昼まで釣り
という三日間にわたる夢のようなロングラン釣行計画です。
狙うはビッグワン
下手な鉄砲も数打てば当たる! はず!?
だったのですが、自分の思い通りになるほど人生は甘くはないのです。
今回、ロングラン釣行を予告しますと皆様から
「釣果期待してるよ!」的な
コメント・メールをいただきまして、期待に応えるべく全力で竿を振ろうと思っていたのですが、それが逆にプレッシャーとなり上手く竿が振れないまま終わってしまいました。
って、いきなり腕の無さを皆様のせいにして
どうもすいません。
ということで大した釣果はないので思うがまま、記録的な意味もこめて記しておきたいと思います。
【金曜日の夜釣り~】
金曜、昼過ぎで仕事を切り上げる予定だったが細かい雑用が重なり終えることができない。
追い打ちをかけるように、中国人クライアントS氏より性急な仕事完成要求の電話・・・
S氏はいつもこちらの事情など考慮せず、ストレートに要求を突き付けてくる。
こんな時に限って・・・
ここなら言える 「S氏のバカー!!」
ようやく仕事が片付いたのは夕方17時すぎ。
準備を急いたが、南紀へ向け出発したのは陽も暮れてしまった18時すぎ。
21時白浜到着、いつもの2倍+αの量のエサを買い込む。
ボイル3kg×2 生オキアミ2kg+3kg 配合剤×2
これだけ買うと割とええもん食べられるくらいの値段になってしまうが、
磯で釣りする一日はプライスレスである、と思うことにする。
今回は夜釣り用の配合剤に“制覇マダイ”を加えてみる。
“制覇マダイ” 夜釣りにも有効なキラリと光るBIGキラリという成分が入っているらしい。
“制覇マダイ” ネーミングがグッド!
2日目のオキアミはカチコチの冷凍のままクーラーに放り込んでおいた。
そして、駆け足で白浜地磯へ。
ここはお気に入りの地磯で、モンスターは必ずいると思っている。(かかったことないけど・・・)
グレを筆頭に魚影は濃い、現に僕のような初級クラスでもボーズ率は低いのだから。
駐車場へ着くとゴーという地響きのような波の音が聞こえる。
何回も来ているのでこの音で波が高いことがわかる。
磯へ降りてみると、やはりウネリを伴った波がかけあがってきていた。
最近、磯の危険について調べたせいか、危険には敏感になっている。
見ているだけで怖い怖い。
しかし、まあ、潮が下げてくればおさまってくるだろう。
用心して入り江側の一番奥に釣り座を構えることにする。
まずは、放置されていたオキアミが悪臭を放っているのが気になるのでバッカンで海水をぶっかけて洗い流す。
ゴミもあちこちに散らばっていて落ち着かないので、ひとまとめにしておく。
去年に比べてここは人が増えた気配を感じるが、人が増えればゴミも増えるのはどこも同じ。
釣りをすると何かとゴミが出るもんだ。
釣り場でゴミをまとめて持って帰るのは結構、面倒くさい。
オキアミの袋なんか臭いし、車に持って入りたくない。
しかし、面倒だと放り投げたその分だけ、少しづつ人生が荒んでいくような気がする。
釣果を追うだけではなく、自然の中で過ごす時間を楽しみ、今の環境をそのまま次代に残そうとする心の余裕が欲しいものだ。
社会的地位のある尊敬すべき人がゴミを捨てているのを見かけてガッカリしたこともあります・・・
という、自分もハリスの切れ端なんかを捨ててしまったことが何度もありますゴメンなさい。
話はそれたが、ようやく釣り開始は22時ちょうどくらい、満潮30分を過ぎた頃であった。。
釣行日時:2013/10/11(金) 22:00 ~5:30
天気:曇り時々にわか雨
潮(田辺):小潮 (満潮21:35 干潮4:54)
釣り場 :白浜地磯
マキエ:ボイル×1 生オキアミ2キロ+制覇マダイ+ダイワ4倍コマセグレ
ツケエ:オキアミLL
ロッド:ダイコー将波3-53 リール:シマノ エアノスxt5000番 道糸8号 ハリス:6号
ウキ:電気ウキ NF ドングリング 1号
針:インブライト9号
夜釣り仕掛けのポイントとしては、ウキの下に”からまんホタル”をつけることにしている。
仕掛けの入っている角度や位置などが一目瞭然なのが気にいっている。
また、当たりがわかりやすい。
ウキに反応が出る前に、まずこのからまんホタルが引っ張られるので、ウキよりむしろこちらを注視している時も多い。
しかし、こういった光りものをつけるのは光を嫌うと言われるイサギやタマミ連中には、実はよくないのではないかと釣果が伸びない最近心配している。
さて、磯では西からの風が強いが、風は生暖かく少しムシッとして全く寒さは感じない。
時折、表の磯にぶつかった波が入り江の奥まで入り込んでくるのが気持ち悪い。
棚を2ヒロ半で流すと入り江の奥へゆっくりとウキは戻されていく。
磯際から3~5mは、サラシでウキが押し流されてしまいやりづらい。
撒き餌はほぼ1点うち、前方8mの位置。
1投げに2杯ほど、やや多めに撒いているのだが魚の反応がなく付けエサはそのまま戻ってくる。
満潮から2時間経過し潮が下げてきても波が収まる気配がない。
風も依然と強いが、やや北よりに変わってきたので、右斜め後ろからの追い風になる。
時折、にわか雨がポツポツと落ちてくる。
棚を3ヒロ、ほぼ底付近を這わせてみる。
ウキを回収するときに手元に重みがあり、あげると小さなイタチウオがついていた。
深夜0時半、ウキがゆらゆらとしもっているのを合わせると、
ドン!
重みがありグングンと強い力で下へ潜る。
強いが、
強いのだが、これくらいではダメなのだ。
魚拓はとれないのだ。
余裕を持って、少し引きを楽しみながらあがってきたのはやはりコロダイだった。
44cmくらい。
ロングラン釣行ということもあり、とりあえずスカリで生かしておく。
この後、まったく当たりがない。
そして、この頃から手首が痛み出してきた。
実は、一週間くらい前から右手の手首が腱鞘炎気味だった。
パソコンのマウス操作のやりすぎが原因か、庭の芝生をハサミで刈ったのが悪かったのか。
撒き餌をバッカンの端で固めるときや、マキエを投げるときに鈍い痛みが走る。
こうなるような気がしていたので、手首のサポーターをつけていたが、追いつかない。
フカセ釣りは手首への負担が大きすぎる。
3時過ぎ、少し波が落ちてきたので釣り座を沖側へ移動する。
しかし、当たりもなく、そのまま朝になっていまい終了。
手首のことがあったので、朝のグレ釣りをするのは大事をとって中止とした。
朝方に波は程よくおさまり、海はグレが釣れそうなとても良い塩梅になっているように見えた。
しかし、やはり手首のことが気になるし、先があるので、やっぱり中止だ。
竿を畳んでいる時に誤って穂先を折ってしまう。
先端から3,4cmくらいなのでライターと接着材があれば治せそうだ。
駐車場へ戻る途中で、おいやん連中3,4人とすれ違う。
ここはイガミ釣りでも、人気の場所みたい。
後半へ続く