磯釣り伝説は一味違う グレ釣りのマニュアル

釣りクラブにも入っておらず、教えてくれる人もいないので僕の釣りは我流です。

一人で釣りするのは上達するのに効率が良いとは言えません。刺激も受けないし。
同じく上達を目指しているような人や上手な人の中で切磋琢磨するのが一番だと思います。

釣りクラブに入りたいなあとも思ったりしたこともあるんですが、なかなか一歩踏み出せず・・・

ただ、まあ、我流とは言っても、今はネット上の情報とか動画とかもありますし、一人でも勉強できないことはないとも思ってます。

釣りの雑誌については、2,3年前くらいまではよく読んでましたが、現在はもうほとんど買ってません。

読んでもほとんど身につかない・・・です。僕の場合。

ただ、それでも唯一読み返している雑誌があります。

磯釣り伝説という雑誌です。

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雑誌と言っても、月間でも隔月でもなく、年に2冊くらいのペースですかね?

(4/16にvol4が発売されたので、まだ4冊しか発行されてないと思います。)

雑誌というんだろうか・・・わかりませんが、この雑誌、一味違います。

他の釣り雑誌では、名手頼みというか、その名手自身の釣行記として、名手が書いた内容をそのまま掲載しているような感じ記事が多いと思います。

対して、この雑誌は、取材者、編集者が主体になってライティングしています。

釣り名手ではなく、客観的な視点から観察し、学習者の視点から解説してくれているのでわかりやすいのです。

そして、素晴らしいのがそのライティング技術。

文章力とでもいえば良いのでしょうか。

わかりやすいだけではなく、迫力を感じる文章です。

内容は、もうこれは取材者というレベルではなく、相当なグレ釣りの知識・経験がないと書けないような突っ込んだ視点から考察されています。

一例をあげると、

磯釣り伝説 Vol.3

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この号のメインテーマは、「全層・全誘導釣法」

このテーマの書き出し文章↓

「クーラーいっぱい釣らんと釣った気がせん!」
この言葉に代表されるように、オキアミが登場した直後のグレ釣りは非常に簡単だった。
グレは先を争ってオキアミを食べようとして浮上し、我を忘れて食べ漁った。その結果、オキアミを投下した地点がポイントであり、ウキ下は2ヒロが標準という今では考えられないような状態でグレが入れ食いしていた。
しかし、それはいつまでも続かなかった。マキエの大量投下によりエサ取りは信じられないほど増えた。グレは学習によってハリの怖さを知り、また、飽食状態が続いて時合が極端に短くなってしまったのだ。

磯釣り伝説vol.3  p33から抜粋

こんな感じで、例えば、全層・全誘導であれば、その釣法が生まれた背景みたいなところから掘り下げて説明してくれます。
なので、説得力があります。
ここ数年で磯釣りを始めたような人ではそういう背景は知りませんからね。
もちろん僕も知らなくて、「あ、そうだったのか」と思うことが、多々ありました。

各号でテーマがはっきりしていてなおかつ、かなり深いところまで突っ込んでます。
文字量が多いので読みごたえもあるし、繰り返し読めばまた新たな発見があるようなそんな濃い内容になっています。

ただの雑誌ではなく、もう磯釣り(特にグレ釣り)の解説本と言ってもいいです。

特に↑のvol3 は読み込んでます。
全層&全誘導釣法が特集されており、詳しく解説されていてオススメです。
全層・全誘導ってやはりとっつきにくいし、初心者だと釣りの理屈も理解しづらいです。
僕もこれ読むまで全誘導というのはあまりしませんでしたが、読んでからは結構やるようになりました。
(1年前くらいかな?)

べた褒め。

したくなる雑誌です。この内容で1200円では安すぎますね。

 

 

投稿者: おき

おき、といいます。1972年生まれ、和歌山県橋本市在住。 自営業です。 フカセ釣り、グレ釣り、をみなべ~白浜周辺の沖磯、地磯でやってます。 経験も浅く腕はありません。 釣りを通じてみなさんとの交流できたらと思いブログをしています。

「磯釣り伝説は一味違う グレ釣りのマニュアル」への8件のフィードバック

  1. まいどです。
    磯釣り伝説は、中身が濃いですよね
    私もタロキュアさんから進められて買っています。
    名前が変わって伝説になったんですが忘れてしまいました。
    秘伝の方は最近、イマイチになってきた感があります。

    1. こんちは。

      濃くて立ち読みで済ませられません~
      文章が上手なだけでなく、釣りの知識・経験も相当レベルが高くないとこれだけのこと書けないと思います。
      タロキュアさんさすが僕と気が合うな(笑

  2. いつもお世話になりありがとうございますm(__)m

    「磯釣り伝説」良いですね~(^○^)
    ノーシンカーの釣りばかりの時期がありましたので、「がん玉メソッド」には驚きがありました(^_^)
    「同調」は書いていることはホボ理解出来るのですが、なかなか実戦難しいですね~(^_^)

    また御指導いただけるのを楽しみにしておりますm(__)m

    1. さすが、チェックされてますね~。

      同調は想像の世界ですからね・・・
      確かめようもないので釣れたら正解ということで。

      今シーズンはビシビシ行きますので覚悟してくださいね。

      うそです。指導するほどのもんじゃございませんm(__)m

  3. お久しぶりです。
    私は釣り雑誌を結構な数読んでいます。
    他にすることが無いだけですが...(-。-)y-゜゜゜
    でも、釣り雑誌のほとんどが私が行かない一級場での結果論的な内容が多く、参考になりませんので、暇つぶしです。
    磯釣り伝説や昔の磯釣り秘伝はその中でも内容が濃く、参考になる本だと思っています。

    どこまで私の感覚と合うかわかりませんが...(笑)
    私が今まで読んだグレ釣りの雑誌で一番参考になり、今でもたまに読み返しているのが、森 康人さんのグレ/絶対フカセ主義という本です。
    ご興味があれば是非。
    おススメです。(注:まわし者では有りません。)

    1. お久しぶりっす!

      タロキュアさんさすが理論派ですね~。
      僕と同じです。えっ???

      釣り雑誌の釣行記は僕もほとんど読まないですね~。マンネリズムに陥っているような・・・
      そんな中、磯釣り伝説は、特集は素晴らしいですが、釣行記の項もかなり鋭く分析していて参考になります。

      「絶対フカセ主義」注文しました(笑
      情報ありがとうございます!
      タロキュアさんおススメなので、僕にも合うと思います。

  4. おきさんお久しぶりです。自分も以前は、雑誌を買い漁り⭕️⭕️釣法とか名手の釣り方を真似ていましたが、たまにしか行けなくなった現在は、初心に帰って太ハリスに重めのガン玉打ちで40cm以上を念頭に置いてやってます。それでも以前より釣果上がってます。(気のせいかなf^_^;)ただ30cm前後の数釣りに的を絞ると細ハリス、ノーガンの方が効果あると思います。太ハリスで食わすってのも技術じゃないかと思うんですが…自分は、著しく視力が、低下してきてるんで太ハリス使ってるのもあるんですが(苦笑)

    1. トシヤンさんお久です。

      以前より釣果あがってるってのは、ハリスうんぬん以上に腕があがってるんでしょう。(*´▽`*)

      ハリスの太さってのは、どうなんでしょうね。
      推測ですが、細い方がマキエのオキアミに近い流れ方、沈み方になるような気がします。
      あと、表面積が違うので、仕掛けの角度やなじみ方なども変わりそうですね。

      僕が初めて磯釣りに連れてってもらった太地では、3号とか4号とかのハリスでグレ釣りやりましたが、最大38cmが釣れ、数釣りできました。

      このときは固定2ヒロ半、太ハリスにノーガンでボイルでの釣りでした。

      また、良い釣りできたら教えてくださいね~。

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