年金・介護保険の崩壊への対策

水泳を続けております。
最近は、毎日通っています。
30分でも時間があったら行くようにしてます。

妻が最近、新しい仕事を始めました。
介護の仕事。
5年くらい前に資格をとり、当時は末期がん患者の訪問ホスピスで働いていたのですが、
また、介護の仕事がやりたくなったとのこと。
近所の徒歩で通えるデイサービスでスタッフ募集していたので週2,3回ほどパートで勤務することになりました。

たまたま、僕も介護のＷＥＢサイト関連の仕事の話がありました。
話を聞いていると介護業界の状況は相当、厳しいようです。
今でも人手不足ですが、状況がどんどん悪化しているようです。
かと言って、日本人の社員で雇うと人件費で経営が圧迫して成り立たなくて破綻するところも増えてきているらしいです。
低賃金で雇える外国人の手を借りなければ賄えない状況が迫ってきているようです。
早くも外国人を育てる動きを始めている民間企業も出てきています。
イギリスのＥＵ離脱で大騒ぎですが、超高齢化社会に突入する日本では、移民を受け入れざるを得ない時代がくるかもしれません。

そんな中、見たＴＶ番組。

今の老人って、日本が焼け野原から世界第2位の経済大国にまで上り詰めた時代の人です。
人生の最期という時にこの状況です。たまりませんね。
今から団塊世代が大量に老人になります。
団塊世代の老人を支えるための負担は、団塊ジュニアである僕らの世代に重くのしかかります。
しかし、僕らを支える子の世代は少子の世代です。

一体、どうなってしまうのか。

この上のＶＴＲにあるような状況はとても寂しいですが、まだ、生活保護で施設に入居できるだけましだと言われるような時代が来るかもしれません。

僕は、年金どころか、介護保険制度も崩壊してもおかしくないと思ってます。
健康保険も現状のものを維持できないでしょう。（今でも恐ろしいほど高額ですが。）
高額療養費制度は、両親の病気では活用させていただきましたが、いつまであることやら。
最後の頼りの生活保護も、もう、僕らの時代には今の水準でもらうことは不可能でしょう。

30年、50年後に希望のわくような日本のビジョンを語れる政治家がいるのなら教えていただきたい。

最近、税金対策として国民年金基金などに入りましたが頼りにできず、一生、リタイヤできないことを覚悟しています。
年金生活で釣り三昧なんて限られた少数の方しかできない時代の始まりです。

自分の介護を子供に頼るのはかわいそうだし、
妻は7歳下ですが、介護は地獄みたいな状況になることもあるので大きな負担をかけたくない。
かと言って施設に入るにはお金がかかる。

ならば、できる限り、介護や医療のかからない体にするしかない、という結論に至りました。

昼間、水泳に通っている老人を見ていると元気な人が多いです。
介護の必要がない方ばかりです。
全身の筋肉を使うからか、肩もあがっているし、腰もピンピンしている。
僕よりも泳ぐのが速い人の方が多い。
妻は施設の人と両方見ているので、同じ年くらいの年齢でも埋めることのできない体年齢の差があるのを見ているでしょう。

体が動かなくなってからでは、遅いと考えました。
特に僕は、車通勤で仕事がら慢性的な運動不足になってしまうので、毎日通うことにしました。

ただ、僕の場合、両親ともガンで早く亡くしているガン家系なので介護なんて心配はいらないかもしれませんが・・・

とまあ、悲壮感の漂うことばかりを書きなぐってしまいましたが、そんなことを毎日考えながら泳いでいるわけではありません。
今通っているところは無料の教室があるので励みになりますし、スイミングを楽しんでます。
最近、少しずつでも上達し、泳げる距離が増えていくことが面白くなってきました。
2回ほど、スポーツクラブは挫折した経験があるのですが、今回は老年になっても続ける気でやってます。

先週の土曜日、彼らもプール開きしました。

今週末はそろそろ夜釣りです。