シマノジャパンカップ磯 串本大会2025 で予選通過

串本大島 須江

シマノジャパンカップ
2015年に初めて参加してから、コロナで自粛などもあったけど、もう何度参加したのだろうか。

今年もシマノジャパンカップ磯 串本大会にチャレンジしてきた。
当初は6/7(土)だけの出場だったけど、8(日)もキャンセルが出て2次募集があり、2日連続で出場できることになった。

なので、ここは存分に釣り大会を楽しむべく、前日と土曜の2泊も宿をとった。

しかし、もう6月になってしまうというのに、この大会が今年初釣りということになる・・・
あれだけ熱心に行ってたのに、年々釣りに行かなくなっていくことに寂しさを感じる。

グレ釣りとマラソンはシーズンが完全に被ってしまってるのも要因。
それに、釣りに行くと生活リズムが崩れるのでランニング計画に影響が出てしまい行きづらいのよね・・・・

まあ、ともかく今回はランニングのことは忘れて釣りに没頭しよう。

ということで、前日の6/6(金)から出発。

前日はすさみ町江住の「海の宿」に宿泊。
3500円素泊まり。
風呂入って寝るだけなので十分、快適である。

できれば金曜夕方に堤防でもいいから竿だしして感触を取り戻しておきたかったけど、到着が19時半になって
既に暗く、断念した。


久々のビールを飲みながら隣のローソンで買った食材を食べて就寝。

 

【大会1日目 シマノジャパンカップ磯 串本A大会】

大会受付5時半で既に明るい。
競技委員長シマノ桑原さんの説明によると、ベタなぎで沖磯どこでも行ける状態なので
今回は湾内なしで沖磯オンリーの釣り!
いつも湾内と沖磯との入れ替えなので、こんなのは初めてかも。
延期になったからか、参加者が減り90人。

ゼッケンは18番。
渡船は浜勝。
セシマから順番に1番からあがっていくが、僕は18番なので皆が1級磯にあがるのを眺めながら船は須江崎を越え、遠く樫野方面へ・・・
あらら、どこまで行くの~。
結局、降りたのが須江港が見えている前島の後方の磯だった。

 

7時30分前半スタートするも、魚の気配がない。
しばらくすると、タカベが足元に見えてくる。
沖へ投げると餌は残る。
潮もふらふらした感じで動きがあまりない。
グレっ毛がないまま8時40分終了で、釣り座交代で沖側へ。
しかし、前半と同じ感じで、何も釣れないまま10時であっけなく終了。

磯替わりに期待。

後半はタライにあがれた!
須江の渡船区のコピーが「一級磯の連続」
ここタライも須江の一級磯の一つ。

3人で渡磯したが、優先権あったので、沖側先端の本命場所に入る。
5枚の勝負なので1時間あれば逆転挽回は可能なはず。

しかし、反応が薄い、餌が残ってくる。
タライの右手の釣り座をとった方はサラシが多い釣り座でグレを掛けている。
棒ウキで釣りしている様子だ。

結局、僕は魚を掛けられず前半終了。

後半はセシマ向きの釣り座。
こっちでも釣れたことはあるが、沖側にくらべ全く波気がなく静かな海面状態。

00ウキノーガンで1投目、仕掛けを入れて10秒で反応あり
木っ端グレ20cmが釣れた!
今回は規定サイズがないのでキープする。

が、続かない。
たまにタカベが掛かってくるぐらい。
少し沖へ投げると餌もかえってくる。
時間はむなしく過ぎ去り、13時半試合終了。

釣果は木っ端グレ1枚。

タライで一緒にあがった人は5枚揃えていた様子なので、
言い訳はできない。
ただただ、僕がよう釣らんかった。

こんなんで予選通過できるわけがないが、一つの結果なので受け止めないとな。
情けないが検量に持ち込む。

木っ端グレ1枚 236g・・・

幸い僕には明日がある。
今日は久々の釣りなので良いプラクティスとなったと前向きにとらえよう。

〇知り合いの方や同磯になった人が釣っていた釣り方。
〇表彰台の方のインタビュー。
〇競技委員長桑原さんの須江の釣りの考察。

こういうのが、大いに明日の参考になった。

久々の釣りで道具に不足もあった。
クッションリーダーやガン玉、針などに不足があり、あるもので適当にやってしまった。

せっかく串本まできて宿をとりながら、1日目の後、
田辺まで戻って、釣り具屋さんで足りない小物一式を揃えた。
その後、久々に釣太郎白浜に寄りエサ混ぜ。

〇オキアミ3kg×2枚
〇V9徳用
〇チヌの舞ホワイト
〇米ヌカ
〇パン粉

まとまり良く超遠投もできるようチヌ用も加えた。
釣太郎でエサ混ぜしていると、同じくシマノJCに今日出場した人、明日出場するお二方から「おきちゃんですか」と声かけてもらう。
残念ながらyoutubeで今のところ釣り動画を上げる予定はないのだけど、
月2回くらい釣りにも行けるくらい時間作りたい。

そんなこんなで気合の準備をして串本に戻るともう19時半。
せっかく串本のホテルをとったのに全然ゆっくりできず、
あわただしくチェックインし、温泉つかりコンビニ飯を食べ、明日の釣り準備をして22時半に就寝。

 

【大会2日目】

今日は勝負の日だ。
僕も52歳で若くない。
そろそろシマノJCでも結果を出したい。

なのに、朝からしんどい。
頭が痛い。
しかも下痢。

朝から風呂に入り、ヨーグルトだけ食べて4時半に出発。
お腹が緩く、港でもトイレに駆け込んだ。
棄権しようかどうか迷ったけども、ここまで来てやめるのはもったいないので出ることにした。

参加者は106名。8名が予選通過。

抽選は34番、芝渡船。
昨日と同じく須江の磯だ。

少し雨がポツポツとしているが大したことはない。
滋賀からきた方と、ウジマにあがった。
ウジマは2回くらい釣りしたことがある平床の近くの小さな独立磯。

優先権があったので平床側に釣り座をとる。

7時半釣り開始、70分×2で磯替わり。

合計280分、4時間40分の試合。

少しウネリが気になったが、10時干潮なので下げてくる。

開始直後、同磯の方が、30cmくらいのを掛けた。

グレの活性はあるみたい。
しばらくすると、僕の方は手のひらサイズの木っ端。
10分後、もう1枚木っ端を追加。
しかし後が続かない。

サラシで磯回りがガチャガチャしているので、00ウキにG5ガン玉を打つ。
早めにウキの頭を沈める。

前方20mほどのサラシと潮の流れがぶつかって海の表面がざわざわしてそうな箇所に仕掛けを投入。
エサがとられて気配がある。
次の1投で、スルスルっと糸が30cmくらい出たので半信半疑で合わせると掛かった。
ガツンと結構な感触。
しかし、すぐに足元の生え根に突っ込まれた。
出てこない。
しばらく待ったが駄目だった。
強引にやると糸が切れてバラシ。
30cmオーバーの尾長グレだと思う。

前半70分は手のひら木っ端2枚で終了。

後半は同磯の方が現状維持を選択したので釣り座交代はなし。

魚の活性が出てきたらしく、またしばらくして掛かったがまた足元テーブル下に突っ込まれ、同じことを繰り返す。
掛けて5秒くらいで足元に突っ込んでしまうので追いつかない。

ウジマは磯回りが全体的にテーブルが張り出していて尾長グレは取り込みが難しい。
これを3回もくり返してしまって精神的ダメージをくらった。

何をやってるのか・・・

どうにか強引に巻き取り1枚とれたのは30cmちょっとくらいの尾長グレ。
うーん、とれなかった3枚は悔しいが、、、35cm以上は無理だわ。

結局、ウジマでは手のひらサイズ2枚と合わせて3枚のみキープで終わる・・・

さて、体調が悪い。
お腹が痛いのはおさまったけども頭がガンガンと痛い。
釣りはまだしも、磯替わりがしんどくて萎える。

磯替わりで西へ戻り、どこへ行くのかと思ったら、まさかのタライだった。
昨日の後半に続き、2日連続タライ。
広い磯に2人で渡礁。

相方に優先権があり、昨日棒ウキで釣っていたポイントを選ばれたので僕は迷わず先端へ。

昨日もやったが、マキエも入ってるので状況が違うはず。

須江は昨日釣れなくても今日はガラッと変わり釣れることを何度か経験しているので一級磯のタライだと期待大だ。

00ウキ、ウキ下2ヒロ、G5ガン玉を針から30cm上につける。

潮はホンタライ側から湾内方面へ、沖から入ってくる潮。

足元にマキエを撒くと、ちらほら魚が見える。

タライの高場からまっすぐ20m地点にポイントを合わせる。

2投目に糸がピンとなったので合わせると当たり。

慎重に取り込む。

30cmの尾長グレだった。

針が飲まれているので1.5ヒロに詰める。

そこからはラッシュ。

ほぼ連続で当たってきた。

30cmから32cmくらいだが、5枚はすぐに揃い魚を全入れ替えに成功。

30分くらいで8枚は釣れた。

これはいけるかも!と心が踊る。

しかし、型が伸びない。

遠投すると逆にサイズが小さくなり、次第に活性が落ちてきた。

後半は優先権があったので、釣り座そのままを選択。

尾長は重量が稼げないのでクチブト狙いに切り替えたい。

ウキをLサイズに変え、ウキ下2ヒロに戻し、ガン玉G5を2つ打ち。沖へ向けて大遠投してみた。

2ヒロから3ヒロほどの棚をさぐっていくイメージで釣るとエサが残ってくる。

何度か仕掛けを微調整しながらやっても、ポイント変えても同じなのでクチブト狙いはあきらめた。
磯回りから20m以内で尾長の型を狙う方向に戻す。

再度、ポツポツと尾長はかかるが33cm以上のものは出ない。

5枚以上キープしたらダメなルールなのでグレが釣れると都度見比べて少しでも大きければ魚を入れ替える。

足元に見えてる大きな魚がグレっぽいので狙うが掛からない。

ここに時間は使うべきではない。

残り10分。

型がないと厳しい。

頭は痛いが、最後がんばろう。

仕掛けを1ヒロまで落とし、さらにガン玉を調整して早めに仕掛けを立てるようにし、一番初めに食いあがってくる大きなやつを狙う。

ここでも狙うはサラシの切れ目と沖からの潮がぶつかる箇所。

少し手前にマキエを打ち、すぐに仕掛けを投入。

ラインに出た最初の反応で合わせると掛かった!

これが今日最大サイズで尾長グレ36cm。

よし、やった!

しかも、お腹が膨れていて尾長にしては重量がありそうなやつだ!

最後気持ちよく最大サイズが釣れたところで、タイムアップ。
13時半になり試合終了。

もしかしたらいけるかも、と期待してしまう。

ただ、同じ船でセシマやらホンタライやらホーラクやらいい磯にあがってるので期待しすぎないように気持ちをおさえる。

港へ帰り検量。

2835g、全部、尾長グレ。

検量時、周りから「これはいったんちゃうか~?」との声があがる。

他の方の釣果を気にしても結果は変わらないので、他の人の検量を見ないようにしてすぐに片付けに戻った。

5枚揃えて検量に出すと、最低限はミッションクリアできたという達成感がある。

結果を待つこの間のドキドキ、ワクワクがたまらない。

片付け終わり、成績表がボードが張り出されているのを恐る恐る見にいくと、

船内2位、全体6位予選通過していた。

やった。

シマノJCで初めて予選突破。

頭はガンガンして気分は悪いが、気分は悪くない。

3位の人とは100g差だったので、最後のグレがなければやばかった。

あきらめないで良かった。

2012年からグレ釣りに通い出して、早13年・・・

2015年に初めてシマノジャパンカップに出場して早10年・・・

コロナ以降は釣りに行く回数が極端に減り、マラソンを初めてからはほとんどいかなくなったが、やめなくて良かった。

セミファイナルは10/10(金)尾鷲で。

正直、釣りに関しては筋が良くないと思うし、回数行ってる割には上達が遅い。
ここ数年はろくに釣りも行ってないし、セミファイナルを突破する可能性は低いと思う。
それでも、検量だしてあわよくば、というワクワクを楽しめるくらいには釣りたい。

10月は金沢マラソンに申し込んでいて、その練習もあるので秋は忙しくなりそう。
しかし、時間は作るもの。
少しでも良い結果を残せるようできることをしてセミファイナルにのぞみたい。

 

 

 

コメント

  1. Q より:

    予選通過おめでとうございます。
    臨場感のあるリポート!
    え~?いつ釣るん!?通ってるハズやのに・・と思いながら読んでました。
    やぱ磯釣りはオモロイですね。
    セミファイナルも期待してます!!

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