最強の食わせ練り餌 “赤玉スペシャル”の開発に成功した【グレ・チヌ・真鯛】


海釣り用の練り餌というと、パッと思いつくのが、海上釣堀とかチヌのフカセ釣りとかなんだけど、
今回、グレ釣り対応の練り餌の開発に成功した。

youtubeで【練り餌の作り方】最強の食わせ練り餌 “赤玉スペシャルの開発に成功したを見る

グレのフカセ釣りは潮の流れに仕掛けを自然に流して釣ることが多いので、
付け餌については、軽くて撒き餌と同調させやすいオキアミが使われることが多い。多いというかほとんどだ。

ただ、シモリ周りとか磯際のピンポイント狙い、底狙いとか、大物狙いとか、餌取り対策といった場面では、練り餌の方が有利ということもあるのではないだろうか。

ただ、やはりオキアミに比べると食いが悪い・・・

ならば食わせのチカラを最大限にまでアップさせた練り餌を作ってみよう!と思ったのが、きっかけである。

2,3回、練り餌は作ったことがあるんだけど、今回は結構、気合入ってますぞ!

【材料A】
強力粉 170g
生オキアミ 100g
アミエビ 100g
V9(集魚剤) 50g

【材料B】
牛脂 4個
いわし油 10g
活性起爆剤 30g
グラニュー糖 50g

強力粉をセレクトしたのはたんぱく質量が多く、グルテンも多く生成されるらしいからだ。
粘りが出る。
今回目指すのは、柔らかくて食いが良いのに、針持ちもいい、という練り餌です。

まず、上記【材料A】を混ぜて、こねる。
果たして水じゃなくて、アミエビとオキアミの水分でグルテンが生成されるのかよくわからないのだけど、こねまくる。
水は加えない。水分は生オキアミとアミエビから賄う。
最初に水でこねてしまうと、後から他のものを加えても混ざりにくくなってしまう。

5分~10分ほどよくこねると、これだけで使えそうな練り餌っぽいのが出来上がる。

次に、【材料A】でこねた練り餌に【材料B】を全部加えて、さらにこねる。

牛脂はスーパーの精肉売り場にタダで置いてあるものだ。
これは豚脂のラードでもいいと思う。

以前、加工オキアミでも使ったイワシ油も10g使う。
これも食いを良くするためだ。
イワシ油を使った加工オキアミだけ食ってくるという経験を、数回しているので、食わせ力では信頼している。

マルキューの活性起爆剤はベチョットしてしまう時のための調整用なのだが、これは集魚力もあり、遠投性も持ち合わせているので、まとまるし、使い勝手が良い。

まず、【材料A】だけ混ぜるのは、
最初に小麦粉に油を混ぜると、グルテンの生成を阻害すると聞いたからだ。


できた練り餌が550gのソフトボールくらいの大きさのサイズ。
重量感あってでかいw

耳たぶくらいのやわらかさかな。
それでいて、粘りもありそうだ。

これを5つくらいに分割して、ラップして冷凍ジップ袋に入れて保存しておく。

1釣行分としては、1つでいけると思うんだけど、念のため2つ持っていけば安心の量だ。(110g×2で220gくらい)

次回釣行では、オキアミと赤玉スペシャルを交互に使い、

この練り餌が最強の練り餌でだった、という報告したいと思う!

グレ釣るで~!!