【秘策】オキアミのハード加工 最強の食わせオキアミのご紹介

先日動画でアップしたんだけど、
僕が釣りに使っているサシエ用のオキアミ加工方法をご紹介する。

加工オキアミ 

加工オキアミについては、4,5年前から試行錯誤してきて、
ようやく今回の方法に落ち着いてきた。
市販の食わせオキアミのパックの方が質が良いという人もいるだろうが、最近のは質が良くないように思う。
たまに、忘れたときやバリエーションが欲しいときに買うけど、結構フニャッて針持ちが悪かったりする。
何より、自分で作ると5回分が1000円程度になるのでリーズナブルだ。
早速、材料からご紹介する。

加工オキアミの材料ご紹介

冷凍オキアミレンガ L~LLサイズ

冷凍オキアミレンガ

まずは、オキアミは、サシエサ用の冷凍オキアミ
レンガタイプのものを使用する。(冷凍庫に余裕があれば1.5kgでもいい)
仕上がりは一回り小さくなることを考慮して、いつもはLサイズを使っている。
僕の場合は、ほぼグレ釣り釣行(口太グレ)でしか使わないため、このサイズだが、今回は秋のシーズン用にLLサイズでためしてみることにした。

本みりん

本みりんを使用する。
オキアミにつけると浸透圧の関係で、オキアミ内部の水分が抜け、みりんと入れ替わる(らしい)。これにより、凍りにくくなる。変色防止の意味もある。ホンマかどうかは知らない。
まあ、魚のみりん漬けはおいしいし、糖類も含まれている。
魚は味覚があるらしいし、仕上がりも良くなるので使っている。

砂糖(グラニュー糖)

砂糖漬けにすると身がしまり、コーティングされる。
さらに、脱水もされる。
砂糖よりグラニュー糖の方がさらさらしていて使いやすい、水分量はグラニュー糖の方が少ない。
ただ、砂糖より粒は粗い。
甘みもグラニュー糖の方があっさりしている。
グラニュー糖の方が使いやすくて、使用の際もベタツキ度は低い(ような気がする)ので最近はグラニュー糖を使っている。

魔法の液体

イワシ油

食わせ効果をあげるため、最後の仕上げに使う。
ネット上でも使っている人を見たことがないが、
確実に食わせ効果があがると考えている。僕の秘策。

材料はこれだけ、以前はアミノ酸が良いというので味の素などを使っていたが、
効果は感じなかった。グレなどには動物性でないと効果が薄いのではないかと考えている。

作り方・手順

オキアミの解凍

これにはこだわりがない。大概は袋のまま解凍。
今回は気温が高かったので冷蔵庫でゆっくり解凍した。

ザルにあげて水分を切る 1~2時間

オキアミが完全に解凍されたら、ザルにあげ水分を切る。
1時間もやれば十分だと思う。ザルは受け皿がついてるやつが便利。

みりんに漬ける 1~2時間

水を切ったらみりん漬け。一晩とかつける人もいるみたいだが、僕の場合は1~2時間。あまり漬けるとアルコール臭くなるから。

ただ、オキアミが完全に浸るくらいにたくさん入れる。

ザルにあげてみりんを切る

みりんを切る時間は10分~15分くらい。

グラニュー糖をいれる(たくさん)

グラニュー糖を投入。結構たくさん、いつも計ってないけど、150gくらいいれてるかも。500gのやつが3~4回くらいでなくなるから。
グラニュー糖が全体にいきわたるように混ぜておく。
ザルに受けざるをつけておくこと。ポタポタと液体が落ちるので。

冷蔵庫で寝かす

冷蔵庫で寝かす 一晩~3日

このまま冷蔵庫で寝かす。冬場であればベランダとか屋外でもok。
寝かせる時間は一晩でもいいし、3日でもいい。
たまに開けて仕上がり具合をチェックする。
寝かせれば、ゆっくり身が締まっていく感じ。(砂糖の量も関係しているかも)
今回は18時間ほど寝かしてみた。

透明化していい感じの仕上がり、表面も硬すぎることなく程よい感じで、コーティングされている。それほど縮んでない。

小分けして、イワシ油をかける

小さなタッパに小分けする。
その上から、イワシ油を少量かける。
ふたをして軽くシェイクしておく。

イワシ油は臭いので、こぼれないように注意。スポイトなどでかけたほうが良いかもしれない。
冷凍保存すると臭いは気にならなくなる。

あとは冷凍保存すればok。
余ったらそのまま持って帰り、再冷凍も大丈夫。
バリエーションとして、活性起爆剤などをかけてもいいと思う。(ベタツキ防止にもなるし。)

普段は、マキエのブロックからとった生オキアミとこの加工オキアミをローテーションして使っている。
毎回ではないが、この加工オキアミだけ釣れるときがある。
まあ、ブロックからとった生オキアミより、針持ちがいいのが理由かもしれないが・・・

皆さんもよければ試してみてください。
で、結果をぜひ教えてくださいね~。あと、自分はこうしてるなど教えていただけるととても参考になります!

では、良い釣りを!

動画バージョンはこちら↓ 動画の方だけ先行アップしたりもしてますので、ぜひチャンネル登録お願いします!



投稿者: おき

おき、といいます。1972年生まれ、和歌山県橋本市在住。 自営業です。 フカセ釣り、グレ釣り、をみなべ~白浜周辺の沖磯、地磯でやってます。 経験も浅く腕はありません。 釣りを通じてみなさんとの交流できたらと思いブログをしています。

「【秘策】オキアミのハード加工 最強の食わせオキアミのご紹介」への5件のフィードバック

  1. まいど~
    イワシ油、こぼすとエライ事になるみたいなので
    手を出してません。
    私も似たような作り方ですが、グラニュー糖でなく
    氷糖蜜(ガムシロップみたいな液体)を使ってます。
    1リットルで¥700でした。
    食紅で色付けした事も有りましたな・・・

    1. イワシ油、まあイカ油よりはマシですよ。
      塗料とか医薬品の原料にもされるようです。
      ガムシロップは砂糖を液体化したものですね。
      グラニュー糖は乾燥度が高くサラサラしていてべたつきが抑えられるかなと思って使ってますよ。

      匿名でも大体わかるんでかまわないですよ~。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください