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先週の土曜日は父の16回目の命日でした。
さすがにこの日は釣りに行けません。
家族4人で昼から信貴山へ墓参りに行ってきました。
到着すると、花が活けてあり、雑草も生えてませんでした。
二人いる妹のうちどちらかが朝から来てたんでしょう。
墓を固く絞った雑巾で拭き、蝋燭に火を灯し、お供えをします。
手を合わせて感謝の気持ちを伝えます。
特に何かの信仰に篤い人間ではないのですが、年を経るにつれ墓参りのような静かな時間を持つことも大切なことのように思えてきました。
行き過ぎてしまったり、
周りの人の気持ちが見えなくなっていたり、
目先のことにとらわれていたり、
そういった自分にブレーキをかけてくれるような気がします。
その後、柏原インターから西名阪に乗り和泉市に向かいます。
半年ぶりくらいに祖母の家を訪れました。
88歳になる祖母は今となってはただ一人の直系尊属です。
少し前まで腰が痛くて起きられなかったということでしたが、
僕らの食事の支度をするため家の中を歩きまわってました。
少しホッとしました。
父のアルバムを持って行ってたので祖母に見てもらいました。
息子を先に亡くしてしまった母。
未だに吹っ切れない気持ちを思い出させてしまったようです。
祖母は、徳之島という鹿児島県の南方にある島の出身です。
父もその島の出身であり、父方の親族のほとんどは島の出身です。
祖母がまだ徳之島に住んでいた頃、
僕が小学6年くらいの時に、一度だけ島に連れて行ってもらったことがあります。
鹿児島の空港から小型の飛行機に乗って行きました。
サンゴ礁の広がる海に囲まれた美しい島。
島の海水浴場に行った時、僕は一人、素潜りに夢中になってしまいました。
色とりどりの熱帯魚がたくさん泳いでいて、それは初めて目にする感動的な光景でした。
どれくらいの時間、素潜りに夢中になっていたのか。
砂浜へ上がった時、誰かに言われて気づきました。
僕の全身はサンゴ礁で擦れてすり傷だらけになっていました。
祖母の住む和泉市のマンションは14階。
バルコニーから西の方を眺めると大阪湾の海のあたりは夕陽にかすんでいてよく見えませんでした。
祖母の家へ行く度に徳之島へ一緒に行こうか、という話が出るんですが実現できてません。
近いうちに何とかしたいです。
せっかく南の島へ行くのだから、タマン釣りもしてみたいです。
いや、行くとなったら積極的になんとかして実現しようと各方面に働きかけるかな?
全然ブレーキかかってないがな~っていう突っ込みは入れないでください(笑