2009ラストは、紀伊勝浦でしめました。(太地の沖磯)

12/29(火) 快晴、中潮
2009年最後の釣行は、師匠(妻の父)のお誘いを受け
那智勝浦の沖磯にグレ釣りに行くことになりました。(太地の沖磯)
なんというか、今回の釣行は忘れらないものとなったんじゃないかと思います。
仕事を終え、速攻で帰宅、用意し出発。
吉野の師匠の家に着いたのが夜の10時すぎで、コーヒーをいただいてから、11時前に出発。
一路南へ。
下北山村を超え、三重県熊野市の手前くらいのエサ屋(キノシタ)で、事前に予約して溶かしておいてもらった
ボイルオキアミ6kg(二人分)を調達。
このあたりにエサ屋は何件かありますが、価格や質が違うそうです
紀伊勝浦港に到着したのは、2時前くらい。そこから仮眠。
起床は5時前、ちょうど、港ではマグロの水揚げをしてましたので見学することに。
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冷凍されずに生のままみたいです。
漁船からどんどんあがってくるマグロを見ているとテンション上がってきます
紀伊勝浦港
カジキマグロやサメなんかもいました。
その後、渡船屋の事務所みたいなとこで、乗船名簿に記入してしばし待ちます。
事務所の中には魚拓なんかがたくさん張ってあります。
昭和の香りがする、独特な雰囲気です。
6時前に乗船。15名くらい乗ってます。
6時15分、港を出発。
次第に夜が明けていきます。
磯はあちこちに点在しており、着くたびに一人、二人と降りていきます。
で、港を出てから2,30分くらいで、目的地につきました。
「カラシマ」という名前のついた磯です。
まれに落ちる人もいるらしいので、やや緊張しながら磯に上陸しました。
地理的には、くじらで有名な和歌山県太地町です。南方には、梶取崎の灯台が見えています。
今回は師匠のご好意を受け、仕掛けから何から全てお世話になりました。
師匠はこの道25年以上のベテランです。
僕の方は、沖磯も、フカセも初体験です。
仕掛けは完全フカセ。
竿1.5号?5.4mくらい
道糸3号(フカセ用)
ハリス4号(フロロカーボン)
どんぐりウキ3B

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レクチャーを受け、軽く1投目。
足元から竿一本分の場所に掘り込み流します。
「よっしゃ!」 
と師匠が大声で叫びます。
「遅い」
合わせましたが遅かったようです。
つーか、言われるまでウキが沈んだことに気づきませんでした。。。
素早い合わせが必要なようです。
でも、3投目、すっと沈んだウキにあわせるとがっちりヒット!
紀伊勝浦のグレ
釣れてしまいました。
25cmくらいのグレです。

師匠に釣らせてもらった状態なんですが、嬉しいです。
で、今日のこの磯、かなりの好条件・高活性です。
5回流せば、3、4回はあたりがあります。
そのうち1回は釣りあげられる感じです。

竿や仕掛けの扱いに慣れないため、ロスする時間も多いですが、面白い。
小さいウキから目が離せませんし、手返しも多いのでカゴ釣りのようにのんびりとはできない
のですが、これだけあたりが多ければ、文句ないです。
景色も最高!
この日は暖かく、防寒してると暑いくらいです。
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ただ、時期のせいか、20cm~25cmくらいの小さいのが多い。
師匠からの指令で「キープは25cm以上にしよう」。
30分あたりがないということはないです。
とにかく釣れ続けます、楽しすぎ。

マキエワークにも少しづつ慣れてきました。
「少量をこまめに撒く」
マキエとサシエが同調するタイミングになるとほぼ当たりがきます。
この日最大は、38cmのグレ
これくらいのグレになるとかなり引きが強くて、簡単にはあがりません。
師匠にタモ入れしていただきました。
まさに、ビギナーズラック。
どんどんクーラーボックスはいっぱいになっていきます。
お昼には、21リットルのクーラーの7割いっぱいになってしまいました。
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午後4時に船が迎えにくるまで、10時間、釣り続けました。
もう何匹釣ったのかわかりません。
リリースしまくりです。

こんなことがあっていいのでしょうか。

後で聞くと、他の磯はあまり釣れてなかった様子なので、
「カラシマ」を選んだ師匠のおかげでしょう。
家で数えたところ、およそ80くらい。。。
その他、良型のカワハギ、ベラ
なんか、1年分釣ったような気分です。
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さばくのは次の日にしようかと思ったのですが、
内臓だけでは処理したかったので、夜中の2時半までやってました。
やってもやっても終わらん。。
これが今回一番辛かったりして。。

しかししかし、かなり鮮烈な体験でした。
行く前は、フカセは初心者だし、難しそうだし、釣れないんだろうなあと予想してましたから。
爆釣したことは、もちろんのこと、他のことも何もかも初めてづくしだったので、スゴイ刺激を受けました。
今回は、エサ、仕掛け、渡船の手配など全てを師匠にしてもらいましたので、こういう体験ができました。
渡船の利用方法や、磯の選択など、自分では全くわかりませんでしたので。。
感謝感激です。
次は、仕掛けから自分でチャレンジしてみたい気分です。
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師匠の雄姿です。