12月です。
磯へ通えるようになったのが、和歌山県へ越してきた2012年の春のこと。
去年この時期は、息子が産まれたばかりで釣りには行けませんでした。
今季はシーズンイン当初からグレ釣りができる初めての年になります。
過去3回の釣りは、散々な釣果。
実力相応と言えばそれまでですが、
僕もそれなりのお金と時間を使って釣りに行っているわけで、
それなりの釣果が出ないとやはり不満が溜まってきます。
ここらで一発スカッとする展開を!
ということで、またまた釣り大会に出場してまいりました。
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「ドリームオープンカップ磯 近畿大会」
ドリームオープンカップ磯の公式サイトはこちら
1匹長寸の大会です。
トーナメントなどではないので僕のような未熟者でも参加しやすい。
1匹デカイの釣れば勝ち。
もちろん「優勝したるで~」という闘志を胸に秘めて行ってまいりました!
今回の同行者は最近クラブの人とよく大会に出られている末ちゃんです。
この大会ですが、
すさみに本部が設置され、朝3時に受付後14時までに戻ってきて検量するという方式。
釣り場も自由。
田辺から串本の間の好きな磯で釣りして戻ってきます。
魚もグレの他には他魚の部もありましてイスズミもOK。
どこで釣りするかが問題になります。
枯木灘方面の渡船は乗ったことが少ない。
恐らく、多くの参加者はすさみ~串本に行くので混みあい初めてでは良い磯に上がれなさそう。
そこで僕らは裏をかいて
田辺の沖磯に行くことにしました。
黒田渡船さんです。
釣果を見てたら前日にもグレ40オーバーも出ているし、
48cmを最長に11月以降ちょくちょく40オーバーグレがあがっているということで期待できます。
それに4:40分出船で、暗いうちに磯に上がれるので、
釣りする時間が長くとれるのも有利なのでは!?と考えました。
あわよくば、暗いうちに夜釣り仕様で40overグレを釣って早々に勝負を決めてしまおう!
という少しズルイ作戦です(笑
さて、大会は午前3時からすさみの海水浴場前で受付ですが、
僕らは、途中、エサを混ぜて、1時半には着いてしまいました。
1時間ほど仮眠してから受付し、速攻で田辺方面へUターンです。
準備して出船は予定通り4:40
30人近く乗ってますが、
イカ釣りやルアーの人も多そう。
末ちゃんが、船上で船頭に色々聞いてくれました。
最近の釣果を見ていますと
小島という磯が40オーバー結構出てます。
あとは、人気の上の鼻、大ジブあたりが沖に位置していて潮通しよさげです。
田辺 磯間港 黒田渡船サイトより
船は結構なスピードで進んでいきます。
水しぶきがすごくて前に乗っている方は時おり頭からシャワーを浴びてます。。
湾内の磯から順番に磯づけしていきます。
まだ真っ暗ですが、磯に近づくと船頭がマイクで磯の名前を言ってくれます。
それを聞き自己申請でどんどん人は降りていきます。
小島、上の鼻は人気磯で今日も二人は降りるということで、
相乗りをさけました。
僕らが降りることにしたのは
“サシガネ”という磯です。
前日41cmグレが上がっていたので決めました。
黒田渡船さんはポーターの人が荷降ろしを手伝ってくれるので助かります。
シモサイという磯につけてもらい歩いていきます。
磯に降りたのはルアーマン二人と僕ら二人。
暗い中、ヘッドライトの灯りでポイント選び。
だだっ広い磯でして、とりあえず足場良さそうなとこで竿出ししたのが、
航空写真のおき1ポイント。
少し湾っぽくなっています。
夜釣りは2号のインターライン竿に電気ウキも港でセッティングしてますので仕事が早い。
しつように磯際を狙いますが電気ウキには全く異常なし。
少しずるい夜釣り作戦は、夜明けを迎えあっさりと失敗に終わりました(泣
釣行日時:2013/12/8(日) 5:30 ~11:00
天気:晴れ
潮(田辺):中潮 (干潮3時くらい 満潮10時くらい)
釣り場 :田辺沖磯 サシガネ
マキエ:生オキアミ3キロ+2kg スーパー遠投グレ+choka福袋+4倍こませグレ(半分)
ツケエ:生オキアミ ボイルM
ロッド:エリネス1.25-500 リール:2500番 道糸2号 ハリス:1.2~1.7
ウキ: フカセドングリEX G2~B号
針:刺牙グレ5号
夜が明けしばらく、おき1ポイントでやりますが、エサが丸々残ってきます。
流れもとろく釣れる気がしないので、1時間ほどで釣り座を変えます。
南側のおき2ポイントへ大移動。
白い矢印のあるところに釣り座を構えました。
ルアーマン二人が西側でルアー投げてまして、
かなりでかいヒラスズキを2つ釣ってました。
G2ウキ固定、ハリス1.2号を2ヒロで真ん中にG5ジンタン、針5号という仕掛けで再スタート。
南側のポイントは右手に大きくハエ根が広がりそこでサラシが形成され雰囲気があります。
みなべ堺磯のアラタキのような感じ。
最初からここにすれば良かった。
ここでも最初エサが残ってきましたが、
30分ほどすると反応があり時々コッパが釣れてきます。
コッパといってもiphoneくらいの大きさでミニコッパです。
途中、末ちゃんから報告でコッパすら反応ないということなので、
やはりこのポイントがこの磯では本命ポイントかな?
10時頃満潮なので次第に足元を波が洗います。
胴長で来るかどうか迷ったんですが、水位低いからと磯シューズにしたことを後悔しました。
せめて長靴にすべきでした。
靴下に水が染みてきます。
しかし、時々ミニコッパが釣れるだけ。
エサはとられたりとられなかったり。
潮は割と動いているように思います。
ウキは潮の流れに乗り左斜め前に流れていきます。
北風が時間が経つにつれ強くなってきますが、追い風です。
本日は、検量が14時なので、12時には磯上がりしないといけません。
となると、11時半くらいまでしかできない。
あっという間に10時の満潮を迎え気が焦ってきます。
満潮時、目の前20m付近で手元まで来る当たりがありましたが、
竿を立てることもできず3秒でハリスから切られました。
デカイのおるんちゃうの!?
慌ててハリス1.75号・針を6号にすると当たりがとれなくなりコッパもかからなくなりました。
11時すぎ、タイムオーバーであっさり終了してしまいました。
短い。エサも1/3余ってしまった。
先週釣りしたみなべなら、後、5時間はできるのでとても短く感じます。
11時45分の見回りで帰ることに。
船頭によると「今日は全体的に厳しいなあ」ということでした。
帰りに各磯を見ながら帰りました。
円月島
田辺はエリアが広くて磯数も多いのに渡船はここだけみたいなので、
30人くらいならなんてことはなかったです。
上の鼻は人気磯ですが、グレ最盛期は10人乗ることもあるようです。
磯自体も今日のように広いところ、360度できるところもあるので収容力はかなりのもんです。
がっかり気落ちしてまして、検量もないんだからすさみに帰るのも億劫に感じます。
しかし、やはり参加したからには最後まで見届けないとね。
お昼も食べてなかったので、コンビニで弁当食べてまたすさみへ戻ります。
既に多くの人が検量をしていて賑わっていました。
参加賞に、”ドリームオープンカップ磯”と胸に書かれた白い半袖ポロシャツをいただきました。
背中にはメーカー10社の小さなロゴマークが縦にずらり。
失礼ながら運営スタッフ用の余りみたいな半袖ポロシャツでした。
せめてTシャツならまだ着れますが。(大会HPにはロングTシャツって書いてたんですけどね)
これ、いつ着るの?
くじを引いて当たったのはマルキューからTR遠投フカセ!
これはすぐに使えますのでありがたい。
せっかくなので参加賞を持って記念写真を撮ってもらいました。
で、表彰式を待つ間にこれからの僕のグレ釣りライフについてどうすればいいんだと悩んでますと、
「ブログ見てます~」と声をおかけいただきました。
和歌山市のOさん声をかけていただきありがとうございます!
僕のブログを見て大会の事を知り、来られたということでした。
僕は釣果なしですが大会には貢献しているようです ^_^;
しかし、釣果もない実力もないのにブログだけがどんどん知れ渡っていくのはいかがなものか・・・
まあ、磯釣りを始めた中年がやがて一人前のグレ釣り師として成長していく
リアル磯釣り物語として楽しんでください (笑
そして、表彰式。
グレの部、一位は39cmの方でした。
2位は37cmだったかな?
日新の竿を始め、バッカンとかたくさん賞品もらってました。
イサギの部、
他魚の部、
レディース、
キッズ
などの各賞も両手に抱えきれないくらいの賞品がありました。
さすがメーカー10社協賛の大会だけあります。
ちなみに今回の参加者は110名ということでした。
その後はさらに抽選会。
これは外れなしので、僕はバリバスの1.5号のハリスが当たりました。
前回のバリバスの大会でもハリスいただきました。
もうハリスはバリバスに変えろってことかな(苦笑
末ちゃんは鬼掛の新製品のでっかいトレイ当たってました。
車のトランクに置く大きなトレイです。
和歌山まで電車で来たのに(笑
ということで、長いような短いような釣り大会が終わりました。
移動があったのでちょっと疲れましたが、
釣りはもうちょっと長くしたかったです。
釣れたら短くてもいいんですが・・・
エサも余ってたことだし帰りに地磯で2回戦目やっても良かったんですが、
更に深く傷を負う可能性も高いのでやめときました。
今回は移動も多くあり疲れました。
うーん・・・
このままでは今年終われません!!