釣行日時:2013/4/16(火) 5:30 ~14:30
天気:晴れ
潮(由良):小潮 (満潮8:32 干潮 15:32)
釣り場 :大引 アシカの親
釣法:フカセ 竿2号 リール3000番 道糸3号 ハリス2号~3号
エサ:生オキアミL1枚+集魚剤2袋 ボイルL1枚
前日20時、大引 村井渡船さんにTEL「船出るよ~」との回答。
時化のため2回ふられていたのでやっと行ける。
やっと真鯛退治ができるぜ!
大引は2年ぶり、僕がソロデビューした磯です。
4:30分、村井渡船着。
既に車がたくさん止まってます。
道路わきに停め、事務所へ。
出船名簿に記入、12,3人目でした。(結局港には20人くらい)
初めてなので、船頭にシステムを色々と聞いてみる。
車は港にも止められる、弁当は9時、最終は16時、アシカ親は10人くらい乗れるので大丈夫、など。
出船前に、
「ブログ見てます」
とお二人連れの方に声をかけられる。
暗くてよくわからなかったのですが、明るくなってきて見かけたことのある顔が・・・
わだまさんのお客さんです。みなべで船で一緒になり二言三言話したことのある方々でした~。
僕がカブトにあがっとき、中之島にあがっていた方なのでした。
↓
みなべの男磯 カブトでグレを守ってきました!
ダブルKさんとでも呼ばせていただきましょう!
なんだか嬉しくて少しテンションあがってきます。
ダブルKさん達も、大引は久々とのことでした。
しばしの間、みなべの話などをした後、出航です。
「兄ちゃん、フカセで沖やろ?奥行きな~」
ここはアシカ周りと、ヒジキ周りで船が二そう出るんです。
ダブルKさん達は、ヒジキ周りの船へ。
ヒジキでも真鯛は釣れるようですが、昨日からアシカに乗るイメトレしかしてません。
アシカ周りの船には、10人くらい乗船。本日はアシカの親周り。
村井渡船のおやっさんではなく、若い別の方が船頭でした。
フカセっぽい方達はみなさん、場所取りのため船の後ろにはいきません。
なので、僕も、船の前で待機します。
いよいよ、アシカの親の灯台が近づいてきます。
あ~、ここが名礁アシカか!と思うと期待感に胸が高鳴ります。
「水道から着けますよ~」
の声でいよいよドキドキしてきました。
皆さん、荷物を持ったり準備し始めます。
水道には二人降りました。
水道に何人竿出しできるのかわからないので、見送ります。
次に、灯台の階段下へ船を着けます。
僕の前には4人くらい荷物持ってます。
“南の鼻”に行こうかと思いますが、先にお二人組みの方が行かれたので
南側の灯台の下へ、とりあえずピトン打ちます。
時折、波があがってきますがなんとかやれそうです。
足場も良さそうだし、やってみますか。
本日、真鯛狙いで2号竿、道糸ハリスは3号通しの太仕掛けです。
ウキは5B 針はグレ針8号で。
タナはとりあえず、3ヒロから。
竿一本前に仕掛けを入れると、ウキは左から右へ流れていきます。
3投目くらいに、波に揉まれた浮きが見えなくなると同時に、手元にググンという感覚。
合わせると乗りましたが、すぐにプッチン。
チモトとハリス切れ。
しかし、時々、波があがってくるのが気持ち悪い。
しばらくしてから、他のポイントを見て周ります。
水道の方に行ってみると、沖側でお二人竿を出してまして、アシカの子との水道が空いてます。
真鯛ならやはり水道では? (さんちょさんのブログなどを読んでまして参考にさせていただいてます~)
荷物抱えて大移動~。
水道から見たアシカ親
あ~しんど。
暑くてたまらないので、中に着ているフリースを脱ぎます。
水道の地方よりに釣り座を構えます。
仕掛け入れると、水道を右から左へ、沖側へかなりの勢いで流れていきます。
うーん、さすが名礁アシカ、潮が走る走る~。
とここまで書きましたが、、、、
またまた、結果は×××
真鯛は釣れませんでした・・・
僕が退治する前に、多くの人に退治されつくしてしまったようです・・・
魚はバリコばっかりでした。
沖側で釣ってる人も、よく魚を掛けてましたが、全部バリコ。
僕もバリコ5枚、釣りました。
5ヒロ~6ヒロとかにしてても、関係なく釣れました。
ここのバリコは沖の潮流に鍛えられているのでしょうか
かなり強い引きを見せてくれました。
「どんどん流してもらっていいっすよ~」
と沖側にいる心優しき釣り人が言ってくださってたんですが、流れが速いのでやはり気を使います。
なので、潮が下りになってくれないかな~と待っていたのですが、満潮を超えても潮の流れは変わりませんでした。
途中、10年名人から応援お電話いただき、やる気を出しますが、なかなかこの状況は変わりません。
13時半ごろに、水道の右手(地方側)で、10分~20分くらい潮が下りになった時間帯があり、
ここぞとばかりマキエを打ちまくり5ヒロのタナで流していくと、
手元にズドーンというあたりがあったのですが、すぐに針外れしました。
アシカの子の方は、水島でグレらしきのを上がっているのを見かけました。
あと、水道の沖側の方でもあがってました。
11時くらいから南風が出始めて
13時半頃には暴風レベルになりました。
水道の地方寄りは足場も良くないので、気をつけないとドボンして紀伊水道の真ん中まで流されていくことでしょう。
14時半、さらに強くなる風に危険を感じまして、マキエ残っていたんですが終了。
迎えの船まで時間があったので、バリコのハラワタ取ったり、スマホで動画撮ったりしました。
アシカの親で撮影動画↓
帰りの船でもダブルKさん達と一緒でした。
村井船頭の横でみなべ話を繰り広げてしまいました・・・
ヒジキのチョボに上がられてグレ1枚あがったということでした。(潮が動かない中、価値ある一枚ですね)
また、みなべで会った時はご一緒していただけるということで楽しみにしてます~。
最近、大引でグレも上がりだしたんですが、この日は全体的に渋かったようです。
船頭に真鯛はまだ釣れるか聞いたところ
「バリコが釣れ出したらあかんな~、釣れるかもわからんけどな~」
ということでした。
水温も上がりだして、大引の真鯛前線は過ぎ去ってしまったようです。
お土産寂しいので、無人販売のはっさく、ネーブルを購入してさっさと帰りました。
帰宅は6時すぎ。明るいうちに帰れました。
バリコは2枚お持ち帰り
僕がいつもたくさんの魚を釣ってくるので、
魚の扱いに慣れた妻が早業で刺身にしてまして大丈夫かなあと思ったのですが・・・
美味いです!
刺身にしては、少し歯ごたえがあります。
平目の刺身にも似た風味です。
バリコ特有の臭みも少しありますが、それもまた焼酎や日本酒に合いそうです。
もう一品は、野菜・キノコと一緒に。
今回も残念な結果でしたが、アシカにのれたし、天気も良かったし、出会いもあったし、バリコは美味かったし、楽しかったです。
次回は、チヌダービーか、真鯛を追いかけるか、いきなり夜釣りに突入するか・・・