3連休を利用して息子と釣りに行ってきました。
前々から磯に行きたいと言っていたので、連れて行ってきましたよ。
11/23の朝10時半に自宅を出発。
この日は生憎の雨、昼からあがる予定ですが、風も強い。
海も時化てそうで磯はちょっと厳しい感じですね。
が、白浜の椿の地磯では一人やってはりました。
やや波がありますが、なんとかできそうです。
ので、竿を出すことに。
先端は厳しいのでやや後方で。
エサは自宅に保管してあったボイル1.5kgのみで勝負!
エギング竿持ってきましたが、この波では無理ですね~。
一応、息子にレクチャーしながら何回か投げさせましたが反応なし。
フカセの方は赤ジャコ、ハタンポ、フグ、カサゴなど、外道は活発です。
バッカンで泳がせますと、息子が興味津々で観察してますので釣った甲斐ありました。
夜釣りに突入し、19時、ゆっくり引き込み合わせると、ググンと乗りました~。
適当なのが乗ったら息子に竿を渡そうかと思ってましたが、夜釣りでこの強引きでは渡せません。
なんとか抜きあげたのは、オジサン、38cmでした。
この後、根がかりでウキを流してしまいました。
こいつの針外す時に、指を咬まれてしまいました。
激痛です。
ペンチで指を挟まれたような痛さ。
15分ほどで痛みが続きました。
20時半、エサもなくなったので終了。
この後、サプライズなことがありました。
なんと、車へ戻るとサイドミラーにナイロン袋がかけてあり、その中には流してしまったはずの電気ウキが入ってるではないですか!!
30mほど離れて、多分、ヤエンでイカ釣りしてたおじさんがいましたが、拾ってくれてたみたいです!
なんという親切な方でしょうか。
感動してしまいました。
で、釣太郎白浜店へ寄りまして、明日の分のボイル1枚半仕入れました。
近くの食堂で、ご飯食べて明日の目的地、天神崎へ。
駐車場へ止め、22時、就寝、車中泊です。
5時半起床、ぐっすり眠れました。
息子を初めて磯に連れて行くなら天神崎かな~ってずっと思ってました。
比較的どこも足場がフラットで安全なので。
ただ、満潮になると水没して帰れなくなるところが多いので要注意です。
薄暗い中、用意して出かけます。
アプローチが楽なネコには先客がいたので、灯台の裏側のウマノセに行くことにしました。
快晴です。
息子にエギング、フカセも短い竿でやらせてみましたが、
ちょっとまだうまく投げれないです。
すぐに飽きて、磯遊びし始めました。。。
ま、仕方ないか。
その間に、僕の方はフカセです
エサ取り結構湧いてます。
潮もあまり動いてない感じです。
コッパグレばっかりたくさん釣りました。
11時ごろ、大きく竿を曲げてくれる獲物がかかりましたが、、、
お決まりの針はずれ、でした。
その後、カップラーメン食べたり、
磯をうろうろしたり、
息子に投げ方を教えたり、
しているうちに次第に潮が満ちてきました。
気づけば午後2時でした。
終了です。結局コッパばかりで、グレは20cmが最大サイズ(リリース)でした。
今回は釣らせてあげることができませんでしが、
初めての磯で楽しかったと言ってくれました。
で、またまた嬉しいことがありました。
ウマノセから駐車場への道中、
潮がやや満ちてきて、息子の長靴では水が入ってしまう、というような箇所がありました。
ちょうどそこへ今から釣りする、白髪のおじさんが前から来られまして
「よっしゃ、そこまで背負っていったろ」
と息子を背負って濡れない場所までいってくれたのです!
僕の方は背負子をしょっていて、両手もふさがっていたので、非常にたすかりました!
おかげ様で息子はぬれずに無事に帰還できました。
なんて良い人なんでしょうか!
優しさ満開のこのおじさんが僕には眩しかったです。
昨日に引き続き、非常に親切にしていただきまして、ありがたい気持ちでいっぱいです。
釣果は貧しかったですが、人々の親切に触れ、気持ちは満たされてます!
帰りは久々に岩出の幸の湯に入って帰りました。
月: 2012年11月
誕生
陣痛が来たのが、予定日を2日すぎた8日の午前4時半。
まだ妻には余裕があったので午前10時に和泉市の病院へ向かいました。
妻の出産はVBAC(帝王切開後の経膣分娩)というリスクの高い出産でした。
子宮破裂などのリスクが通常の10倍くらいあります。
「少しでもおかしいと思えば、すぐに帝王切開に切り替えるからね」と部長先生の言葉。
順調に陣痛の間隔は狭まり、妻の様子から差し迫った様子が伝わってきます。
陣痛開始から24時間以上経ち破水もしました。
しかし、なかなか頭が下に降りてこない。
時間が長引くほど危険性も増します。
妻の体力的、身体的に経腟分娩できるリミットが近づいています。
激痛にもだえながらも分娩をなんとか促進させるため不屈の精神でスクワットや廊下を歩く妻。
付き添いの助産師の方が「なかなかここまで頑張れない、すごいと思います。」と少し目を潤ませながら言ってました。
一夜明けた9日の早朝、医師が数名、助産師や看護師さんが数名という緊張感のある部屋で大詰めを迎えました。
その瞬間、時が止まりました。
何秒後かに、大きな産声が聞こえてきました。
「はい、6時8分です!」
スタッフの方に抱きかかえられ、専用ベッドに移動する赤子を見ながら感動で心が震えてました。
僕と息子も最後まで部屋の中で立会うことができました。
誕生です。
2012年11月9日 午前6時8分
2952g 男です。
大阪府立母子保険総合医療センターの医師の方々、スタッフの方のサポートなしではこの出産はなしえませんでした。
医師の方々の的確な判断、スタッフの方々の心あるサポートに感謝しています。
命を懸けてチャレンジし、見事成し遂げた妻を心から尊敬しています。
さあ、これで我が家には、息子が二人になってしまいました。
10数年後に、二人の息子に荷物運びさせて釣りに行ける日がくるでしょうか。