釣り竿の手入れを怠り悲惨な結果になった


まいど! おきです。
今日はタイトル通り磯竿が残念なことになったご報告。

皆さんは釣り竿の手入れをきちんとされておられますか。

僕の場合、コマセを使う釣りでもあるので、釣りに行くと磯竿がよく汚れる。
なので、毎回、釣行後には必ず竿を水洗いする。
具体的には風呂場に持って言ってシャワーでジャーっと洗い流す。

それだけ・・・

洗い流してそのまま収納してロッドケースへ。
これを繰り返していた。

異変を感じたのは、1年前くらいだ。
愛用していた、がまかつの磯竿エリネスに症状が現れた。

がま磯エリネスのコーティング剥がれ

↑の写真がよくうつっている。
コーティングが剥がれているのがわかる。
1年前はここまで酷くなかった。
水泡みたいなのがポツポツと出ている程度だったのだけど、それが次々に
剥がれて悲惨な姿になってしまった。

現在、剥がれかけてきた部分については、手で剥がし取っている。

釣り竿はカーボンの上に塗装がされ、その上からクリアコートみたいなコーティングがされている。薄いプラスティックみたいな素材だと思う。
そのコーティングが剥がれてきているのだ。

まあ、この竿は4年くらい使っているし、僕の場合釣行回数も多いので、劣化するのは仕方がないかなあと思っていたら、

もう1本持っているシマノのベイシスイソにもポツポツが現れているではないか!

シマノ ベイシスイソ

わかりづらいけど、小さな気泡みたいなのがポツポツ現れている。

ということは、

つまりは、僕の手入れ方法に問題あるということだろう。

症状が現れているのは、元竿の上の節のみ。

何が問題かというと、

釣行後、水洗いして乾かさないまま収納していたのがダメだったのだと思う。

振り出し竿を濡れたまま収納すると、当然、収納された節は乾きづらい。

ブランクスは濡れたままだと、コーティングに浮きが出てしまうんだろう。

この現象は一般的に、ブリスター浮きと呼ばれる現象のようだ。

ブリスターというのはプラスティックのコーティングのことみたい。

で、先日、釣り竿の修理に持って行ったときに聞いてみた。

このまま放置していると問題があるかどうか。

特に問題はないみたい。

強度が弱くなったり、弱くなってきたりすることはないとうことだった。

気になるなら、ガムテームなんかで全部剥がして取ってしまってもいいよ、

という話だった。

プロにそういわれると一安心。

このまま使い続けることにする。

ただ、修理の専門家に聞いた話では、がまかつの竿はこのブリスター浮きが結構現れるようでよく見かけるらしい。
これはまあ、磯竿はがまかつの使用者が多いし、長く使う人が多いからかもしれないけど。

ということで、多くの人はきちんと洗って乾かして、さらになんかワックスみたいなの?塗ってる人もいる。
そんな人からすると、乾かすのは当たり前のことかもしれないけど、僕みたいに怠るとこうなることもありますよという話でした。

2018/10/25 追記
youtubeにもアップしたら、コメントで参考になるご意見をいただけたのでご紹介。
★竿を洗う際、お湯を使うのはNGだということ。
(毎回お湯で洗っていたのだが、良くないみたい。)
★ドライヤーの冷風でガイド側から水を出しておくと乾きやすい。 
★洗った後、竿の尻栓を外しておくこと。←これ重要