椿の沖磯 仏崎 お正月釣行

今年のテーマは「捨てる」。
不要なものを捨て、やりたくないことをやめる一年にすると、ノートに記しました。
モノだけではなく、役に立たない思い込みや常識も、人間関係、仕事など自分を巡るすべてのものが対象です。
断捨離というのがあるみたいですが、それに近いことかも。

釣りでも一つの仕掛けに固執していると釣果はあがらない。
上手くいかないなら今のやり方を捨てる。
新しいことを試す。
海にアンテナを張り、予測を立て、時には直感を信じて実行する。
このサイクルを速くする。

人生も時合いも長くはないことを肝に銘じよう。

年末、妻が大量のゴミを処分しているのを見ていて思いついたことでした。

終わり。

ではなかった。

新年2回目の釣行記です。

1月2日は、家族と串本~太地観光で遊びました。
帰り道、妻から「明日は釣りに行って来たら」というお言葉が。
いつもながらお言葉に甘えて1月3日も釣りに行かせてもらうことに。

 

明日は地磯でもええかとエサを買いに近くのえびす渡船へ寄りました。
店内の床には解凍中のオキアミがたくさん並んでいました。
船頭が出てきたので

「明日、船出る?」

と聞くと

「出るよ~。」

「乗せて~」

予約入れてる人は多かったのですが、磯はあるということで乗せてもらうことにしました。

翌朝、6:30出船。
見慣れた椿の磯も、船から見るといつもとは違う磯に見えます。
薄暗い中、磯付けしていきます。
磯付けの時、船のエンジンが唸る音を聞くと、テンションあがるのは僕だけでしょうか。

「オラー行けー、出陣じゃー、絶対釣れよ! 釣って来るまで帰ってくるなー!!」

と鼓舞されているように聞こえてしまうのです。

さて・・・

なかなか名前が呼ばれず、最後の二人というところでお呼びがかかりました。

「ホトケ行こか~」

椿の渡船区で一番端っこの磯です。
確か、市江の渡船もつける磯です。

船の上でポイント説明してもらい渡礁。

歩いてきていたルアーマンが二人いましたが、2時間ほどすると帰っていきました。
しばらくして、市江の船もきて隣のヌメリにつけました。

朝は北東~東からの風でした。西向きの釣り座なので追い風になります。

 

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ご覧の通り磯は、傾斜していて苔とか海藻が表面に生えていて滑ります。
黒っぽく見えているところは危険地帯です。
昨夜の夜遅くから朝にかけて雨が降っていたので濡れていて余計に滑ります。
スパイクブーツ履いてますが、2回、こけました。
フェルトの方が良かったかも。

南北に広い磯のどこでするか迷いましたが、船着き(白浜側)ですることにしました。
この日も上り潮が割と速くて、軽い仕掛けだと入らない感じ。

そのうち、足裏の尾長が釣れたのでキープ。
その後、ボラが湧いてきました。
高活性なボラで撒き餌を投入するとザワザワと海面が盛り上がります。
なんかマキエにボラの好きなもんでも入ってるんだろうか。
付け餌も食ってしまいます。
3回ほどかけてしまい腕がつりそうになりました。

ボラはなんでバレないのだろうか・・・

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アイゴを1枚お持ち帰り用に捌いて磯休め。

磯周りはダメなので、釣り座から右斜め前方20mくらいに大き目のシモリがあってその周りがざわざわしていたのでそこを狙うことにしました。
3回ほど掛けましたが、すべてバラシてしまいました。
この磯はハエ根が出ていて磯際はややこしく、取り込みがしづらいです。

そんな時、またもや、歩いてきたらしくおいやん釣り師が現れました。
急に現れたのでびっくりです。
離れたところに竿出ししてますが、見たところフカセ釣りみたい。
たぶん、椿の猿公園跡から岩場を延々と歩いてくるんだと思います。
2,30分では到着しないのではと思います。真似できません。

朝はどんよりと曇ってましたが、昼くらいからは太陽も見え隠れして防寒していると暑いくらいになりました。

足裏のみキープのマズイ展開・・・

風は変わり、北西に。
横風から次第に向かい風に変わり、マキエも飛ばなくなりました。
1時半過ぎると波も急に出てきました。
2時過ぎ、表側の釣り座は波が駆けあがってきて釣り不可能になりました。
様子を見てましたが、さらに波があがってきたので、たまらず船頭にTELです。

「ちょうど今向かってるから荷物まとめといて」

ということで、せっかくの椿の沖磯でグレ釣り初挑戦は惨敗に終わってしまいました。

「ホンマやったらこれからの時間が面白いねんけどなあ。」
とのこと。
5枚くらい釣ってた磯もあったようです。
水温は朝一は19度くらいだったのが、21度くらいまで上昇していたとのこと。
1月で21度って、まだ夜釣りできるくらいの水温ですね。

椿は最終17時までできるということなので、名残惜しいです。

 

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沖から見た椿のリゾートマンション群。
これに懲りずに、椿の沖磯は今後もチャレンジしてみます。

しかし、この日の椿は地磯も人が多かったですね。
船から見てましたが、六角マンションの周りなんて、7,8人くらいいたんじゃないでしょうか。

・・・

2時半に終わってもエサは余っているので第2ラウンド、P下の地磯に行ってしまいました。

P1031059_R

波はありますがなんとかできます。
薄暗くなるまで頑張りましたが、1バラシで終わってしまいました。
ということで、新年あけましてまだ、まともなグレ釣ってません。

1/3のこの日、妻たちはお昼すぎに先に帰ってましたが、阪和道で渋滞につかまってました。
僕の方は、ゆっくり風呂に入って部屋を片付けてから19時半に椿を出ました。
渋滞は解消されていてスムーズに帰れました。

次回は三連休あたり行けそうです。
どこに行こうか迷っているところ。

投稿者: おき

おき、といいます。1972年生まれ、和歌山県橋本市在住。 自営業です。 フカセ釣り、グレ釣り、をみなべ~白浜周辺の沖磯、地磯でやってます。 経験も浅く腕はありません。 釣りを通じてみなさんとの交流できたらと思いブログをしています。

「椿の沖磯 仏崎 お正月釣行」への4件のフィードバック

  1. こんにちは。
    直接、店で出船確認できるって良いですね~
    仏崎は行った事無いですが隣のヌメリは何度か上がってます
    滑りやすいですよね。フェルトも先に海水を浸み込ませるとマシかな。
    5時までは、かなり魅力です。

    1. おはようございます。
      えびす渡船がプレジの前なのですぐに寄れますし、エサも買えて便利です。
      仏崎の白浜側は特に滑ります。ヌメリよりヌメッテますよ。
      朝夕のマズメ両方狙えるのは魅力です。なんせ近い。

  2. 遅くなりましたが、おきさん、新年、明けまして
    おめでとう御座います。今年も宜しくお願いいたします。

    おきさんも行ってますねぇ(笑)
    僕も相変わらず年末、年始と6連荘で釣りに行ってます。
    また、どこかでお会いすると思いますのでその時はヨロシクデス!

    1. 新年あけあましておめでとうございます。
      今年もよろしくお願いします。
      年末年始6連荘とは飛ばしてますね~。

      今回は急に予想外の波が出てきましたよ。
      まあ、安全釣行で一年釣りを楽しめればいいですね~。
      また、椿にも来てくださいね。

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