我が家にイギリス人が来た

わが家にイングランドからの訪問者がありました。

今回は、男子高校生二人。

彼らは世界スカウトジャンボリーというボーイスカウト最大のイベントに参加するために日本にやってきました。
4年に1回のこの世界ジャンボリーは、山口県で現在、開催されています。
160カ国以上の世界各国から3万人以上のスカウトの隊員が集まる巨大なイベントです。
約2週間に渡ってキャンプしながら世界の仲間と経験を共有します。

第23回世界スカウトジャンボリー公式ページはこちら

2週間もテント生活はハードですが、若いから楽しいと思います。
上記WEBサイトを観ると、僕もこういうの10代の頃、参加したかったなあというイベントです。

日曜日の深夜に彼らは我が家にやってきました。
2泊3日で我が家にホームステイし、その後、世界ジャンボリーに参加します。

 

イングランドから18時間のフライト。
途中、飛行機が遅れ、ウチに来たのがもう深夜でした。
午前0時前です。

送迎の車から現れたのはすらりと背が高い金髪の二人。
寝る部屋、お風呂・トイレの使い方など日常の細かい説明は妻に任せます。(海外留学とかホームステイ経験が豊富。)

挨拶もそこそこにシャワー浴びてもらい、夜食をともに。
お好み焼きを目の前でホットプレートで焼き、おにぎりをふるまいました。
お好み焼きは、”ジャパニーズピッツア”と説明しときました。OK!
ちなみに、僕は英語のヒアリングはなんとかいけますが、話すのはかなり適当です。彼らはたまに首をかしげてました(笑
あと、妻のアイデアで食後にキノコの山とかキットカットなどのチョコレートを出すと、無言でバリバリと食べてました。

疲れているような雰囲気だったので聞くと、”very”ということ。
家族も話したいことはあったようですが、この日はお開き。

次の日の朝食は、
茶がゆ
となんだかったかな。
若いので大人の日本人が好むような和風の味なんてのは、口に合わないのかなとおもいました。

この日、彼らはスカウトの活動として高野山に観光に行き、15時に帰ってきました。
僕は仕事してたので、妻がお相手でオークワやダイソーに買い物に連れて行ったり、
家で書道したりしたそうです。

 

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夕方は早めに僕も帰りました。
二人は昨夜に比べると、元気になっていて、家族とも打ち解けているような雰囲気でした。

 

 

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特に彼らと打ち解けていたのが長男です。
英語は話せないながら、彼らとコミュニケーションを取ろうとしきりに近づいてました。
一緒にゲーム(マインクラフト?)で遊んだりしてました。
彼の物怖じしないコミュニケーション力は、母親ゆずりだな。

 

夕食は楽しい時間になりました。
この日は餃子やシューマイ、ラーメンなど。
気持ちよく食べてくれました。

食事後、彼らは写真で、自分の住む町、自分の家、家族のこと、などを紹介してくれました。
写真で見るイングランド北西部の街並みはレンガ造りの古い建物も多く、異国の地ながらどこかで見たかのような懐かしく感じる風景でした。

 

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その後、彼らから家族みんなにプレゼントがありました。
手作りのいちごジャム、ボーイスカウトで使うスカーフ、スカウトのワッペン、レスキューカーのおもちゃ、彼らの住む町のアルバム、などなど・・

 

 

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イギリスの救急車のおもちゃ。

 

 

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イギリス人の彼らは、最初は、愛想が良いという感じでもなく、あまり表情も崩しません。
しかし、次第に打ち解けて笑顔も見せるようになってきました。
それと共に、ウチの息子達もギャアギャアと騒いでなつくようにもなりました。
まさか、日本でうるさい子供達の相手をさせられるとは思わなかったでしょう(笑

また、この日は暑く、日本の蒸し暑さには少々辟易しておりました。
ウチは割と朝晩は涼しいのでエアコンはほとんど使いませんので、彼らに用意した部屋にもエアコンはありませんでした。
イングランド北西部と比べたら、ものすごく暑かったかも・・・

この夜は記念撮影して9時くらいにお開き。

次の日、早朝、彼らは迎えの車に乗って山口へ旅立ちました。

2日間、ほんのわずかの間でした。

しかしながら、長男は大いに異国から来た彼らから刺激を受けたようです。
とても、別れを惜しんでいました。
後で、「4年後の世界ジャンボリーに出たい」と言ってたそうな。
次回は、アメリカであるそうです。

彼らの印象は、最初は思春期の少年なので応対が素っ気ないかな?と思っていたのですが、
謙虚で、礼儀正しく、また、行動もきびきびしてして、まだ若いながら英国紳士を思わせます。
今思うと、なかなか気持ちの良い少年達でした。
ボーイスカウトの発祥であるイギリスでは、毎週1回、スカウト活動があるそうです。
そこで鍛えられているんだと思います。
アメリカ人のように陽気な感じではありませんが、同じ島国だからか、どこか日本人と気質が似ているようなところも感じました。
イングランド、一度は訪れてみたいです。

今回、ホストの役目をなんとか果たすことができました。
ほとんど、かあちゃんのコミュニケーション力のおかげです。

 

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マシュー&サイモン
今頃、山口で世界の仲間と、生涯一度の体験をしているはずです。
Enjoy your stay in Japan

異文化の風がウチの中を通り抜けるのは、なかなか新鮮な体験で楽しかったです。
彼らには僕らの家庭はどう映ったのか・・・聞かない方がいいかもしれません(笑

次回は、世界ジャンボリー後に、女子二人がうちにステイします。
妻とはメールでやりとりしているようです。楽しみです。

投稿者: おき

おき、といいます。1972年生まれ、和歌山県橋本市在住。 自営業です。 フカセ釣り、グレ釣り、をみなべ~白浜周辺の沖磯、地磯でやってます。 経験も浅く腕はありません。 釣りを通じてみなさんとの交流できたらと思いブログをしています。

「我が家にイギリス人が来た」への4件のフィードバック

  1. いつもお世話になりまして誠にありがとうございますm(_ _)m
    キットカットにキノコの山は万国共通なんでしょうね\(^o^)/ 茶がゆは好きです~! 世界共通であってほしいですね(笑)
    お疲れ様でございました(^.^)週末は「お魚」とコミニュケーションとりましょう(@^^)/~~~

    1. こんばんは。きのこの山はないようですが、キットカットはイギリスにもあるようですよ~。
      茶がゆは、食べてましたがイマイチっぽかった・・・
      少年ですので、味の濃い脂っぽいものが良いんでしょうね~。
      今週末は行こうかな~。しかし、月夜なので短時間勝負にしようかな。

  2. スーパーウーマンの奥様こんにちは。
    料理も抜群、英語もOK
    なんでもできますね~
    ウィークポイントはあるのかな?

    今週末はPLで花火の為、お休みです。
    長いこと磯に行けません(泣)

    1. zakiさん、こんちは~。

      ウィークポイントいっぱいありますよ~。
      妻や関係者も見てるので詳しく書きませんが、、、例えば、慎重さがなくて突っ走るタイプなので失敗も多いとか・・・
      月夜で夜釣りは期待薄なので、PL花火、ちょうどいいです。みなべの磯から見る白浜花火もなかなか風流ですよ、釣れませんが(笑

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